5月19日発売のVIDEO SALON 6月号は「モーションデザイン百景」をテーマに、特集と連動したウェビナーをお届けします。
After Effectsをはじめ、手描き、Blenderなどの3DCGも駆使したモーションデザインを手掛けるクリエイターにご登壇いただき、実例をもとにモーションデザイン制作の裏側や制作TIPSを紹介していきます。6月に開催されるMotion Plus Designとのコラボしてウェビナーも!
この講座では映像ディレクターの牧野惇さんを講師に迎えて、圧倒的な密度で展開するVaundy『置き手紙』のMVの制作の舞台裏を紹介します。
アナログ感と手触りのある緻密なクラフト表現を得意とする牧野さんが、“クラフトモーション”という新たな表現を模索したこのMV。リリックビデオと一線を画すための工夫、丸1日かけたという文字パーツごとの撮影、ブラックライトを使った表現、どのように文字が動くと気持ちがいいのか…など、文字を主役にした作品からモーションデザインの奥深さを学びます。
▼今回の題材となる映像
●ウェビナーの動画を見る(4月3日19時スタート)
■当日の投票・質問はこちらから
https://app.sli.do/event/wWUc11Q6Shg8S1kTGhV2ef
■イベント終了後アンケート
https://forms.gle/kfAB1n3ekgNgzPHU6
●登壇者
牧野 惇(まきの あつし)
映像ディレクター。
1982年生まれ。2006年よりチェコの美術大学UMPRUMのTV & Film Graphic学科にてドローイングアニメーション、パペットアニメーションを学んだのち、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーションコース修了。
実写・アートワーク・アニメーションの領域を自在に跨ぎ、総合的な映像制作を得意とする。国内外の受賞歴多数。代表的な実績に、YOASOBI『群青』MV、東京2020パラリンピック開会式映像ディレクター、第72回NHK紅白歌合戦オープニング演出などがあげられる。
●講座の内容(予定)
・自己紹介・作品紹介など
・Vaundy『置き手紙』MVの企画や制作の背景
– 文字が主人公になるMV
– “クラフトモーション”という新たな表現
– リリックビデオと一線を画すための工夫
・撮影の裏側、制作したクラフトや撮影方法について
– ひと文字ごとパーツを分けて撮影
– クラフトワークでのモーション
– ブラックライトを使用した箇所
– アナログな手触りを意識した映像
・After Effectsなどソフトウェアでの処理
・質疑応答
▼Vaundy『置き手紙』MV
▼Vaundy『置き手紙』メイキング
▼Vaundy『置き手紙』After Effectsの作業画面