※このウェビナーは2021年11月15日に開催したものです。

 

本ウェビナーではYouTubeやZoomの解説本の執筆でもおなじみのクリエイティブ・ディレクターの木村博史さんに、成功するYouTube動画制作のポイントについて、「一スジ ニヌケ 三動作」という映画監督、牧野省三の言葉を軸に、より実践的な内容を解説していただきます。

牧野省三は日本最初の職業的映画監督であり、日本映画の父とも言われる人物。その牧野省三と現代のYouTube動画制作がどう繋がるの? と思われるかもしれませんが、YouTube動画も動画です。映像で見せていく基本は変わりません。多くの企業向けに映像制作のお手伝いをしてきた木村さんからみると、誰でも簡単に始められる今は基本的な知識が抜け落ちてしまっている人が多いと感じています。

今、YouTubeをベースに動画制作を始めるにあたって必要な実践的な知識をお伝えしていきます。

 

 

●本編の動画

本映像は、202111月15日に行われたライブ配信のアーカイブとなります。

 

●チャプター

はじめに

「一スジ ニヌケ 三動作」牧野省三の言葉

1.スジ(ストーリー)
(1)スタートがあるのがテレビ、どこからでもスタートするのがYouTube
(2)人物にフォーカスするのがテレビ、コンテンツにフォーカスするのがYouTube
(3)シチュエーションや前提を説明するのがテレビ、キーワード(ティザー含む)にフォーカスするのがYouTube
(4)テレビとYouTubeの組み立ての違い

·オープニング、エンディング
·オチのパターン

2.ヌケ(機材や編集表現)
(1)映画の歴史を辿るとジェットカットがわかります。
(2)映像の切り替えを考える

·ディゾルブやワイプなど切り替えの演出
·映像の切り替えタイミング
·テレビの切り替えタイミング

(3)インサートで伝えることをモンタージュから考えてみる
(4)テロップの文字数と表示時間
·スーパーインポーズとテロップ

3.動作(演技、演出)
(1)縦の演出を心がけよう
(2)空気感をつくる練習をしよう
(3)背景を考える

·背景の立体感
·背景に意味を持たせるか

(4)台本は構成台本でやろう

さいごに

正解は自分でつくるからチャレンジのみ(映像の歴史は応用の歴史)

 

 

●登壇者

木村博史(クリエイティブディレクター、インプリメント株式会社 取締役社長)

損害保険会社勤務を経て2006年にインプリメント株式会社取締役社長に就任。金融・ビジネスに精通したクリエイティブディレクターとして金融機関や大手企業を中心にマーケティングサポートや映像の社内インフラ構築に携わる。2013年に『人を動かす言葉の仕組み』を上梓。以降『改訂版YouTube成功の実践法則60』『「Zoom」一歩先のツボ77』、最新刊『オンラインシフトの教科書 』まで著作8作。クリエイティブディレクター、TVプロデューサー、作家としてだけでなく、企業での動画運用コンサルティング、全国各地での講演、雑誌への寄稿など、現場で培ったノウハウのアウトプットにも精力的に取り組んでいる