昨年の秋にAG-HMC155を発売し、業務用分野でも積極的にAVCHDカメラを展開しているパナソニック。その新製品としてさらにローコスト、小型のカメラレコーダー、AG-HMC45を今年の8月に発売する予定。北米のNABではHMC40として発表しているが、日本での型番はHMC45。価格は未定。


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 AG-HMC45は、業務用AVCHDラインナップ「AVCCAM」シリーズの新製品。光学12倍ズームレンズは光学手ブレ補正を搭載。イメージャーは1/4.1型305万画素(動画有効画素:約2メガピクセル)プログレッシブ3MOSを採用。スペックから類推すると、このイメージャーは、同社家庭用のHDC-HS300、TM300に採用されているもののようだ。
 コーデックはもちろんAVCHD。エンコーダーは、プロ用高画質モードとして最大ビットレート24MbpsのPHモードを採用する。記録はSDHCメモリーカード。1920×1080のフルピクセルHD動画を、32GBのカードに最長180分記録できる。SDカードスロットは1つ。
ボディは軽量コンパクトで、ハンドルは着脱式。別売のXLRマイクロホンもあり、こちらも着脱式になっている。本体は1kg以下のコンパクトボディでありながら、用途に合わせてXLR入力はガンマイクも装備できるフレキシブルなスタイルが魅力になっている。
 このクラスの業務用としては、古くはソニーのHDVカメラ、HVR-A1J、最近ではJVCのGY-HM100などがあり、同じようにXLRアダプター、ハンドルが着脱可能。今後このクラスが取材カメラのトレンドになりそうだ。
 その他の機能、特徴として
●パナソニック業務用カメラレコーダーの画作りを継承
●ダイナミックレンジストレッチャー(DRS)機能を搭載。視覚的にダイナミックレンジを拡大する。
●シネライクガンマ機能搭載
●ダウンコンバート出力は、スクイーズ、レターボックス、サイドクロップから選択。
●2.7型液晶モニター、タッチパネル操作
●プリREC、インターバルREC、ショットマーカー、メタデータなどの機能
●フォーカスアシスト機能(フォーカスバー表示、拡大表示)
●顔検出機能などのオート撮影機能
●3個のユーザーボタン
●出力はHDMI、アナログコンポーネント(ミニD)、AVマルチ出力
●カメラリモート端子(フォーカス、アイリス/ズーム、REC)を装備
●本体に外部マイク入力(3.5㎜径)を装備
□問い合わせ先:パナソニック株式会社AVCネットワークス社システム事業グループ
 06-6901-1161(代表)
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