新世代CGアーティスト集団「UNDEFINED」が、ASUS ProArtモニターを選んだ理由


映像制作において、モニター選びを軽視してはならない。自身のクリエイティブに適したモニターは、制作物のクオリティを保証してくれる。今回、新進気鋭の映像制作チーム「UNDEFINED」がASUSのクリエイター向けブランド「ProArt」のモニターを導入したと聞き、メンバーのMariruiさん、NAKAKENさんに話を伺った。

構成・取材●編集部 片柳 文●笠井里香 協力●ASUS JAPAN株式会社

 

ASUS ProArt

ASUS ProArtは、あらゆるプロフェッショナルクリエイターに向け、最先端技術を採用した製品ブランド。モニターのほか、ノートパソコンやマザーボードもラインナップ。編集、ポストプロダクション作業、レンダリングなど、複雑なワークフローもスムーズに遂行できるよう製品ごとに多彩な機能を搭載している。

 

◎今回の記事で登場するASUS ProArtモニターのスペック

 

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「UNDEFINED」はモニターへの課題を抱えていた

MariruiさんとNAKAKENさんが所属する「UNDEFINED」は、SNSを通じて集まった新世代のCGアーティスト集団。7人のメンバー全員がすべての制作工程についての知識、経験を持ちながら、各々が得意とするパートで個々の高い技術を結集させ、クオリティの高い映像作品を作り続けている。

そんな彼らは以前、モニターへの課題を抱えていた。それぞれ色域が異なるモニターを使っていたため「別の人の制作した映像が、モニターによって違う色に見えるのは問題でした」とNAKAKENさん。Mariruiさんも「そのモニターが的確に色を再現できているのか。チームで色の統一ができるのか」という点に課題を感じていた。

それらの解決策として、ASUS ProArtモニターを導入するにいたったそうだ。Mariruiさんが、最大輝度1,600nits、リフレッシュレート120Hzを誇るハイエンドモデル「PA32UCG」、NAKAKENさんは幅広い色域をカバーするハイエンドモデル「PA27UCX-K」と4KUHDのエントリーモデル「PA279CV-R」の2台を使用している。ASUS ProArtモニターを導入した結果、制作環境は大きく改善されたとのこと。モニターを一新してどのようなメリットが得られたのか。次で紹介していこう。

 

ProArt PA32UCG

Mariruiさんは、ProArt PA32UCGをチョイス。選んだ決め手は120Hzの可変リフレッシュレート搭載。

REPORTED by Marirui

Marirui/2001年生まれ。実写や3DCGから2D演出まで、数多くの技能を持つマルチクリエイター。ドローン撮影の技術やグラフィックデザインも得意としている。

 

Mariruiさんの制作環境。PA32UCGはクリエイター向けモニターでは、珍しい120Hzの可変リフレッシュレートを備えた一台。

僕はゲーミングモニターから、このモニターに替えました。まず感動したことは、色域の対応率。たとえばDCI-P3のカバー率が98%あるので、グレーディング後に作品をiPhoneで確認したとき、色のズレが起こらなかったことです。色の再現度が優れているので、どの媒体で見たときも元の作品の色が出ていたことは驚きました。そしてこれを選んだ一番の理由が、120Hzの可変リフレッシュレートを唯一搭載していること。僕はドローン空撮で、ハイフレームレートでの撮影も行います。実写撮影において、フレーム欠けがないかネイティブで確認できるのは大きいですね。

また輝度が最大1,600nitsあることも大きな特徴だと思います。デモ映像で太陽を見たときに、光の眩しさにリアリティを感じました。今後そういったコンテンツを作る際に、高い精度で明るさを再現できるのではと期待しています。

解像度2,560 x 1,440だった以前のモニターから、3,840×2,160になったことで、ワークペースが広がり、制作ソフトのパネルを多く表示できるようになった。

ASUS独自機能の「ProArtプリセット」で色域を素早く調整できる。

 

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ProArt PA27UCX-K | ProArt PA279CV-R

NAKAKENさんはProArt PA27UCX-KとProArt PA279CV-Rをセレクト。クリエイティブ用途でのモニター選びは色の正確さが最優先事項。

REPORTED by NAKAKEN

NAKAKEN/2001年生まれ。3DCGを用いたアブストラクト表現を得意とする映像ディレクター。グラフィックデザイナー、フォトグラファーとしての顔も持つ。

 

NAKAKENさんの制作環境。ワークスペースを広げるという目的で、2台使用している。

 

今回、色の再現度にどれくらい差があるのか比較したかったので、ハイエンドモデル「PA27UCX-K」とエントリーモデル「PA279CV-R」の2台を導入しました。「PA279CV-R」の色も、目視ではまったく問題ないのですが、数値として正確に色が出ていたのが、「PA27UCX-K」でした。最終的なカラーグレーディングはこちらで行いました。クリエイティブ用途でのモニター選びは、色の正確さが最優先事項です。

クライアントはスマホやノートパソコンなど、いろいろな媒体で制作物を確認するので、どのモニターでも綺麗に見られることが大切。その点で、ProArtのモニターは再現性と統一性に優れていると感じました。

あと個人的には、スタンドも気に入っています。安定感があって高級感のあるデザインです。脚が変わるだけでこんなにテンションが上がるものなんだなと思いました。

 

メインで使用しているモニター「PA27UCX-K」 。1ピクセルにいたるまで色を考え抜いているため、正確なカラー表現ができるモニターがマスト。

気に入っているというスタンド部分。ブラックとゴールドが高級感を演出している。

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●VIDEO SALON 2023年2月号より転載