CP+2011で見つけた動画関連の展示


2月9日(水)~12日(土)まで、パシフィコ横浜で開催されたカメラと写真映像の情報発信イベント『CP+』。今年は動画関連の展示物も増えてきた。ここではビデオユーザーの琴線に触れそうな展示をレポートする。


ソニーブース


◆今年登場予定の中級機のモックアップ

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詳細なスペックは未定だが、トランスルーセント・ミラー・テクノロジー(透過ミラー技術)を採用した中級機が今年中に発売されるという。会場ではスケルトンタイプのモックアップが展示されていた。
◆HDMIで接続可能なクリップオンモニター
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アクセサリーシューに装着できるクリップオン液晶モニターCLM-V55。取り外し可能なフード付き。42000円。モノクロ表示でピーキング機能も。Pixel to Pixelでの表示もできるのでフォーカス確認の際にも便利そう。
◆フルHD/3Dカメラの体験コーナー
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4月に発売予定の3DカメラHDR-TD10。会場では、カメレオン棒(伸縮するペーパースティック)で飛び出し具合をチェックできた。
◆3Dブロギーも展示
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4月発売の3DブロキーFS3の体験コーナー。サイドバイサイド方式の3D映像だが、奥行感と立体感は楽しめた。
◆プロジェクター搭載カメラの展示も
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プロジェクター内蔵のPJ40のデモの模様。この日は、会場が明るい場所だったため20インチの大きさで投影。暗い場所であれば最大60インチまで可能なんだとか。
◆スーパー35mmの撮像素子を搭載するNXCAMのモックアップ
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インターBEEでも展示されたスーパー35mmCMOSセンサーを搭載したNXCAMカムコーダーも参考出展。1080/60p対応で、価格は60万円前後。今年、上半期には発売されるとのこと!
◆F3もCP+に登場
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85mmのPLレンズを装着したPMW-F3の体験コーナー。モニターはTRIMASTER。
◆Eマウント仕様公開を受けてレンズメーカーの展示物も
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先日、4月からのEマウント仕様公開のニュースが報じられたが、そうした流れをうけて協賛メーカーのタムロン、コシナ、ツァイスのレンズやマウントアダプターの参考展示も行われた。(写真上)タムロンのレンズ(写真中央)シグマ30mm F2.8のEマウントレンズ(写真下)カール・ツァイスのコンパクトプライムCP.2。

JVCブース


◆新開発のエンジン「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」で広がる4K2Kの世界
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4K2Kカメラで撮影したデモ映像の展示風景。
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現行のファルコンブリッドを搭載したハンドヘルドタイプの4K2Kカムコーダー(参考展示)。撮影した映像は、3840×2160ピクセル/60p 転送レートは144Mbpsという驚異的数字。
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次世代のファルコンブリッドでは、PX1ほどの大きさで4K2K撮影が可能になるという(参考展示)。
◆3DカメラTD1のデモ
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JVCの3DカメラTD1の体験コーナー。サイドバイサイド記録の映像を偏光メガネ方式で視聴することができた。コンパニオンのお姉さんが飛び出しと奥行きの具合を優しく教えた。
◆1080/60p記録が可能なHDハイブリッドカメラ
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1080/60pや300fpsのハイスピード動画撮影ができる新コンセプトカメラPX1の展示。こちらは2月下旬発売。マイクと0.7倍ワイコンと組み合わせたもの。

キヤノンブース


◆バリアングル式のEOS kiss X5と赤いカラーのX50
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先日発表されたEOS Kiss X5の体験コーナー。バリアングル式の液晶モニターは動画撮影では魅力的。EOS 60Dに搭載されているモニターと同じ物とのこと。真っ赤なボディのエントリーモデルX50も展示されていた。
◆HF G10とハンドルがついた業務用カメラXA10
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3月中旬発売の家庭用ビデオカメラHF G10。サラウンドマイクSM-V1と組み合わせて撮影した鉄道映像を展示。作例映像は、鉄道写真家の広田尚敬氏によるもの。
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着脱可能なハンドルがついた業務用のXA10。マニュアル機能も充実。9種類のルックを選べるシネマモードも楽しい。

パナソニックブース


◆AF105やGH2、GF2に装着できるレンズを展示
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ブース入り口では、ガラスケースのなかにAF105、GH2、GF2などのマイクロフォーサーズ機と同社製レンズとオリンパスレンズ群がお出迎え。残念ながら体験コーナーは設置されていなかった。
◆TM750の3D動画やGH2の3D写真を展示
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CP+へのビデオカメラの展示は今年が初めてだというパナソニック。写真上はTM750に3Dコンバージョンレンズを装着して撮影した3D映像の展示風景。写真下はモニター上に設置されたカメラで自分撮りをして3Dの効果を体験できる展示。カメラ手前のちょうちょの飛び出し具合に驚いた。
◆フルHDの動画撮影ができるコンデジも体験できた
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フルHD動画撮影ができるコンパクトデジカメも複数展示され、体験することができた。写真は2月下旬発売のTZ20。

オリンパスブース


◆マイクロフォーサーズ規格に参加表明した各社のシネレンズを参考展示
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シュナイダークロイツナッハのシネレンズKREUZNACH Cine-Xenar 25mm/T2.2。PLマウントアダプターを介して、オリンパスPEN E-P2に装着している。駒村商会取扱い。
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カール・ツァイスのレンズMakro Planar T* 2/100 ZFを、あおり撮影ができるホースマンのTS-Proに装着し、EP-2と組み合わせたもの。
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InterBEEでも参考展示されていたカール・ツァイスのシネレンズCompact Prime. CP.2も展示。マイクロフォーサーズマウントに直接装着できるようになる。
◆新登場のE-PL2とマクロ用ライト
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CESで発表になったE-PL2の展示。虫の触覚のような見た目が印象的なMacro Arm Lightも面白い。6,000円前後。

フジフイルムブース


◆クラシカルな魅力を放つX100が人気
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フォトキナで開発発表され、話題になっていたFinePix X100には長蛇の列が。APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載し、レンズは35mm判換算で35mm相当で開放F2の単焦点レンズ。1280×720/24pの動画撮影機能もついている。

リコーブース


◆ライカMレンズが使えるレンズユニット
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この秋登場予定のGXR用レンズマウントユニット。ライカMレンズやコシナVMレンズに対応。

カシオブース


◆ユニークな形のHD対応カメラ
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カシオEX-TR100。画角も広角21mmと広く、HD動画撮影やHDR写真撮影機能など搭載。液晶とアームも自由に動くので様々な撮影スタイルが楽しめそう。

ケンコーブース


◆可変NDフィルター
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前枠を回転させることでNDの濃度を変更することができるNDXフィルター。使用範囲はND2.5~ND450。可変範囲はND2.5~ND1000。近日発売予定(夏ごろ)。価格は5万円前後になる見込み。
◆コストパフォーマンスの高いDAIWAの三脚
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久しぶりにダイワから登場した新製品DSTシリーズ写真は上位機種のDST-73。最大積載荷重は7kg(適正荷重:4kg)でビデオカメラ、デジタル一眼、フィールドスコープなどを想定している。ボールレベラー、LED照明付水準器、カウンターバランス機構を備えたオイルフリュード雲台、スライド式クイックシュー等を搭載して、34,000円とコストパフォーマンスも高い。最大積載荷重が4kg(適正荷重2kg)のDST-43(18,800円)も注目。
◆スチル三脚の形で動画にも対応したい
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スリックダイワPROシリーズ。スチル三脚の形で動画も撮りたいというニーズに答えた製品。パンやティルトしても水平を保てるように、これまでのスチル三脚になかったレベリングユニットを搭載。写真は新製品のPRO HD-LV(41,580円)。

エツミブース


◆リーベックRSシリーズも展示されていた
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エツミブースの一角にリーベックの最新モデルRSシリーズの展示も。Redrock microのフォローフォーカスやライトアップが独自で開発したVマウントバッテリーからの電源供給システムも組み合わせて展示されていた。

マンフロットブース


◆Wi-FiやLAN経由で遠隔操作が可能な雲台
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昨年のCP+で参考展示していたアテナ雲台を展示。5月発売予定(受注生産)で、1,092,000円。PCによる遠隔操作が可能で、0.1度の精度で動作を制御できる。
◆ポケット三脚にも新シリーズが登場
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ポケットにすっぽり収まるサイズのコンパクト三脚『Poket三脚』にも新シリーズがラインナップ。写真はMP3-D02(4,480円)。

キポンブース


◆変わり種マウントアダプター
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中国のマウントアダプターメーカーkipon(キポン)のブースには様々なマウントアダプターが展示されていた。写真上は、オリンパスOMレンズをソニーNEX(Eマウント)に装着して、ティルト撮影ができるマウントアダプター。マウントやレンズの種類は様々な取り揃えている。1万2千円前後。写真下は、マイクロフォーサーズ用マウントアダプター。キヤノンEFレンズの絞りは電子制御なので、これまでマウントアダプタで制御ができなかったが、こちらはマウントアダプターに絞りが搭載されているアダプター。絞り羽の数は14枚。1万2千円前後。

マルミブース


◆レンズをホコリから守るフィルター
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カラフルなレンズ保護フィルター。新色6タイプを参考展示。夏頃発売予定。

ワイドトレードブース


◆三脚やマットボックスなどのデジタル一眼関連の新製品を参考展示
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中国三脚メーカーのベンロ・デジタル一眼ムービー用のサポートシステムの参考展示。価格や発売時期は未定だが、そう遠くない時期に発売できるだろうとのこと。写真上と中央は、マットボックスとフォローフォーカス、ショルダーサポートのフルセットDV20A(20万円前後になる予定)。写真下はビデオヘッドH30とビデオ三脚との組み合わせ。
◆HDMI to SDIコンバーター内蔵モニター
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中国Ruiga(ルイガ)社の小型液晶モニターTL-480HDシリーズ。発売は3月。画面サイズは4.8型(800×480ピクセル)。折りたたみ式のフードがついており、オプションでソニーやパナソニック、キヤノンなどのバッテリーを装着できるアダプターも用意される。Pixel to Pixel表示やピーキング表示も可能。価格は、HDMI入力タイプの「TL-480HD」が7万円前後。それにコンポジット入出力が加わった「TL-480HDA」は8万円前後。そして、さらにHD-SDI入出力を搭載した「TL-480HDB」が12万円前後。HDMI入力をHD-SDIに変換して出力できるコンバーターを内蔵した「TL-480HDC」が16万円前後となる。

ベルボンブース


◆車輪が付いたドリーポッド
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車輪付きのドリーポッドDP-83S。28,350円最大163cmまで伸びる。重さは3620gと意外と軽い。LとMがあって、最大243cmまで伸びるモデルも。ヘッド部分は取り外しできるので、ビデオヘッドを装着することもできる。4月発売予定。
●過去のCP+レポート一覧はこちら
http://www.genkosha.com/vs/report/cp_plus/