YouTube投稿をスタートさせて以来、さらに作品の幅の広がりと深みを見せてきている「投稿動画」の世界。毎月、実にさまざまな動画作品が次々と届けられることに興味をひかれ、ビデオSALONはViews投稿をされている方の中から何人かの方に座談会開催についてお声をかけてみたところ、想像をこえて反響が。そこで、10月19日(金) 6名の方に編集部にお集まりいただき、Views投稿者座談会を初開催しました。

◎大分や石川からのご参加も!

Views投稿をされている方を対象としたので、まずはそれぞれの投稿作品を見ながら自己紹介(当欄の最後に参加された方々のご紹介と作品案内があります)。

ちなみに声かけ当初は東京をはじめとする関東圏の方の参加をイメージしていたが、6名の方の中には、なんと石川県や大分県からのご参加も。お聞きすると、この座談会のために東京に来るご予定を組んでいただいたということで、編集部もこれには大変驚くやらありがたいやら。

作品視聴モニターには EIZOの31.1型 HDR対応液晶モニター・CG319X を使用。4Kハイエンドモデルだけに、皆さんこだわりの画調が特色といえる各投稿作品を、作者が狙う雰囲気のままに描き出す。自宅のPCモニターで見ているよりもきれいだと呟く人もいらっしゃった  (MacBook Airで操作しているのは当誌編集長・一柳)

 

◎お互いの機材に興味津々

参加者同士、すでにYouTubeのコメント欄やTwitterを通じて知り合いになっていたり、実際に会って一緒に活動している方々もいらっしゃったが、編集部は今回皆さんには個別にお声がけをしている。初めて会った人もいたが、同じフィールドで活動しているだけに、すぐに打ち解け、互いの機材や撮影法などについて情報交換。やはり使っているカメラ(一眼)とレンズは気になるところ。特にレンズは、「買って良かった!!」あり、プチ失敗談(汗) あり、と悲喜こもごもで、かいつまんで披露されるレンズ沼住人たちの実話を互いに聞きいっていた。

◎ジンバル率の高さと、そのこだわり

一番の盛り上がりを見せたのは、ビデオSALON2018年8月号でも大目玉特集となっていた「ジンバル」。PILOTFLY Adventurer や電動ジンバルではないアナログのジンバルを愛用する方もいて、電動とアナログの扱いと効果の違いや、また注目の高いRonin-Sを使ったことのある人の感想に聞きいったりと、このツールへの興味の高さを物語っていた。

ビデオSALONの読者らしい!! と思わず唸ったのは、愛用スライダーまで持参してくださったTomohiro Otaさん。日本には代理店がないが、フライホイールを採用するスライダー、CINEVATE(シネベイト)を持ち込んでくださった。ジンバル愛用者もジンバルでさまざまな動きを自由につけられるからと言いつつ、スライダーならではの抜群の安定感かつ滑らかな動きを実際に味わってみて思わず頷いていた。

HK FILMさんが何気に持ってきていた、幻想的なフレアを人工的に作り出せるプリズムの効果に思わず席を立って集まる。

実際に会うのは初めてでも、YouTubeやほかのSNSで互いの存在やその活動内容は当たり前のように知っていた6人なので、話はまったく尽きない様子。「映像制作」はいま熱い・・ と編集部もあらためて痛感した座談会となった。

ありがとうございました!! (左から時計回転で、Tomohiro Otaさん/SHINOKENさん/革小物さん/HK FILMさん/Tomoo Ichigamiさん/天利悠一さん)

 

■参加者ご紹介(五十音順)

天利悠一さん

大分県大分市の印刷会社勤務。仕事の関係で写真を覚える必要に迫られたが、それ以上に今では動画のほうに興味が深くなってきたそう。愛用機はソニーα7RⅢ、今回100-400㎜のGマスターレンズも持ってきてくださった。
(主な投稿作品)
Green leaves(1分41秒)
Special place(2分32秒)2018年9月号 ザ・ベストムービー

HK FILMさん

広告やWebサイトのアートディレクターとして活躍するかたわら、娘さんの貴重な時間をつむぐホームムービーを制作。今年ソニーα7 Ⅲを購入して大満足という。映像のアクセントのためにドローン(Mavic Air)も導入し、ここぞという使いどころで利かせている。ジンバルはMozaAirを愛用。
(主な投稿作品)
AMAMI(2分32秒)
Mist(2分35秒)2018年10月号 ザ・ベストムービー

革小物さん

映像歴はまだ1年と少し、という革小物さん。たまたまYouTubeで瀬戸弘司さんやギュイーンさんのチャンネルを見て動画の価値に魅了され、ハンドルネームにもなっている小物を魅力的に見せるために動画を始めたところ、今では楽しくなってきて仕方ないという。
(主な投稿作品)
七夕祈願祭(2分54秒)
YOKOSUKA SARUSHIMA(4分35秒)

SHINOKENさん

数カ月前から動画制作をなりわいにしているというSHINOKENさん。YouTubeを見てイベント撮影はじめさまざまな撮影を依頼され忙しい日々を送っている。その撮影法は同じカメラマンもビックリのもので、ジンバルに据えた一眼(α6500+シグマレンズ)で移動撮影をかけながらマニュアルフォーカスで追いかけていくというスタイル。
(主な投稿作品)
記憶の破片~第弐章(2分30秒)
浅草 ひとりたび。(3分31秒)

Tomohiro Otaさん

今回の座談会でたまたま唯一となったマイクロフォーサーズ(パナソニックGH5/GH5S)愛用。単焦点レンズが好きで、LEICA ELMARIT8-18㎜以外はすべて単玉(12㎜、25㎜、42.5㎜)。スタビライザーもゆったりとした防振が好みで、アナログスタビを愛好しているという。スタビ仲間で夏休みを楽しく過ごした作品も記憶に新しい。
(主な投稿作品)
美しき北の大地(3分21秒)
大人の夏休み (3分44秒)

◎Tomoo Ichigamiさん

WebアプリのデザインやコンサルティングをされているIchigamiさん。もともとスチルをやっていて、D750やG8を持っていたが、動画に目覚めて3月にα7Ⅲを購入。動画での情報発信の重要性を肌で感じているという。VLog活動のほか、息子さんにGoProを着け、互いに撮りあった自然体ムービーを作るなどいろいろな側面で動画を楽しんでいる。
(主な投稿作品)
ひまわり村の巨大迷路にチャレンジ(2分41秒)
Business trip to Tokyo (2分23秒)