ビデオサロン2017年8月号(7月20日発売)では 「新世代手ブレ補正大研究」を特集しています。ボディ内手ブレ補正機構を持つパナソニックGH5、オリンパスOM-D E-M1 Mark II、ソニーα6500に手ブレ補正機能付きレンズを組み合わせて手ブレ補正機能をチェック。後半には菅原さん撮影の手持ち超望遠動画や手持ちマクロの作例、そしてジンバルと組み合わせた作例も観られます。ぜひ誌面と合わせてご覧ください。

▲レンズでの手ブレ補正に加え、ボディ側でも5軸補正に対応する新世代手ブレ補正機能。(図はオリンパス)

 

(テスト機材)
◎パナソニック DC-GH5

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.

◎オリンパス OM-D E-M1 Mark II

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

◎ソニーα6500

Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS

 

■最近のトピックスとして注目の集まるこのテーマを研究するため、『手ブレ補正研究チーム』を結成。撮影はよりさまざまなユーザーの感触を得るために今回3人のテスターを設定。


テスター1:映像学校に通う井上由唯さん(液晶モニター使用)
テスター2:本誌筆者の池野一成さん(液晶モニター使用)
テスター3:本誌筆者の菅原 安さん(ビューファインダー使用)
各テスターの評価は本誌8月号にて詳細レポート。各テストごとに、またテスターそれぞれに実に興味深い結果が出ています。

 

テスト①手持ち広角フィックス (35㎜判換算24㎜)

まずは、基本の広角フィックス。このテスト動画は3人のテスターそれぞれ3機種の動画(3×3=9動画)を用意しました。気になるカメラの基本的な手ブレ補正効果を確認できます。また手ブレは画面確認に使用する液晶/VFによる違いが出てくるので(そもそもテスターによっての手ブレ具合も異なる)ご自分の撮影スタイルに近いテスト動画をご覧ください。

<パナソニック GH5>

<オリンパス OM-D E-M1 Mark II>

<ソニーα6500>

 

 

テスト②手持ち中望遠フィックス (35㎜判換算100㎜)

中望遠手持ちテストでは、3機種比較画面にて。このテストでの手ブレ補正の効果が一番分かる菅原テスターの撮影。

 

 

テスト③手持ちパンニング (35㎜判換算24㎜)

手持ちパンニングでは機種ごとにモード比較画面。同じくこのテストで一番効果の違いが分かった池野テスター撮影にて。

 

テスト④手持ちフォローショット (35㎜判換算75㎜)

フォローショットでは画面全体の動きが大きいので、それぞれフル画面にて。菅原テスター撮影。

 

テスト⑤歩き撮り (35㎜判換算24㎜)

被写体もカメラマンも歩いて撮影する、最も画面の動きが激しい歩き撮り。テスター3人の中でこの歩き撮りが一番うまかった研究チーム隊員①(井上さん)のテスト動画でご確認ください。(OM-Dは途中でフォーカスが外れ気味になっていますが他の隊員の動画ではフォーカスはあっていました)

手持ちで600mm超え動画やマクロも撮れる!! すごい時代になってきた!

合同テストとは別に、手ブレ補正機能付き望遠レンズとも組み合わせて、どこまで撮れるか菅原さんがチェック!!

600mmや800mm超えの手持ち撮影を行い、その結果に当の菅原さんも驚きを隠せない…という実証動画、ぜひご覧ください。

 

 

ジンバルとも組み合わせてみた!!

手ブレ補正の効いたカメラ+レンズを、ジンバルと掛け合わせてみるとどうなるかも多角的にチェック。手ブレ補正もさることながらジンバルの威力を痛感する結果となった(記事参照)。 (撮影:池野一成)

ブラシレスジンバル
PILOTFLY H2-45 3AXIS STABILIZER
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パナソニックGH5
+LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.

 

◎歩き撮り

 

◎小走り撮影にもチャレンジ