サンテック


サンテックはLEDライトの新モデルを参考出展。いずれも発売時期と価格は未定。
(写真左)LG-2016はLEDを2016個使用したメインフロントライトに適したサイズのライト。121Wで14120lx(m)。明るさは約半分になるが色温度調節機能を備えたLG-2016Cもある。
(写真右)LG-900CSCは軽量でバッグに入れて持ち運びやすいタイプ。Vマウントバッテリー対応でこれも色温度を調節できる。

カメラクリップオンタイプは2種類。写真左のPL-160CはCRI95以上と演色性が高く、バイカラータイプで明るさは3200Kの時に736lx(m)。ソフト、アンバー、ブルーのフィルターが付属する。もう少し明るさが欲しい人向けにはやや大きめのCN-3500XPro(写真右)があり、こちらは5600Kの時に1500lx(m)の明るさを得られる。この写真で組み合わせているマルチスタンドミニ(3,600円)は長さを変えることができ、ミニスタンドとしてもグリップとしても使うことができる。

LG-D1200MはDMX調光対応のフレネルスポットライト。冷却ファンをなくしてビデオ撮影でもファンの音を気にせず使えるようになった。

銀一


銀一は今年からRODEのビデオマイク製品の取り扱いを開始。VideoMicro、VideoMic Goなど多彩なラインナップを展示していた。

RODEのマイク以外の製品では、ワンタッチで簡単に伸ばすことのできるブームポールの評判が良いそうだ。伸縮タイプのMicro Boompole(6,200円)、Mini Boompole(13,500円)、Boompole(15,700円)、Boompole Pro(33,800円)の4種類のほか、軽量なカーボン製で連結して使うタイプのMicro Boompole Pro(13,500円)がある。

Syrp(シロップ)からはタイムラプス用のコントロールデバイス・ジーニーミニ(写真左・42,000円)とレール(写真右・51,000円)を展示。ジーニーミニは小型のパン専用モデルで、本体のスイッチを入れるだけで後はアプリを使ってタブレット等から簡単にコントロールできる。

浅沼商会



ミニクレーンの新製品iFOOTAGE MiniCrane M-1 IIIを参考展示。発売時期・価格は未定だが2016年春~夏の発売、8~9万円台を想定しているという。前モデルのM-1 IIは耐荷重が2.5kgだったが新モデルでは7kgまでアップ。パイプを筒型ではなく角形のスクエアカーボンにすることで強度を向上させている。また、ボールヘッド用のプレートを追加し、台座を2カ所に増やすことでローアングル撮影にも対応するようになった。このプレート部はクレーンを動かしながら角度を変えることも可能。その他、パイプを縮めて収納できるようになり、新しく75mmのボール雲台が付属するようになった。写真で組み合わせている三脚はT7(価格・発売時期未定)というシングルチューブモデル。

アガイ商事


アガイ商事では今年の夏から販売を開始したフォトディオックスの薄型LEDライトを展示。レフ板のような丸型のライトは大きさの異なる4種類があり、目に丸いキャッチライトが入るのでポートレート撮影に最適。薄くて軽いので持ち運びやすく、LEDの粒が出ないのでフラットな光を得られるのが特徴だ。写真は左からC-700RSV(95,600円)、C-300RS(47,100円)、C-200RS(31,400円)。また角型タイプもあり、別売のグリップをつければ手持ちでも使用できる。丸型・角型いずれも背面にLED液晶があり、数値を確認しながら明るさや色温度を調整できる。

東芝


東芝は、スカパーJSAT JCSAT-3A衛星から伝送されるハイブリッドログガンマ方式の4K-HDR映像の試験放送を、レグザ65Z20XにHDR映像をモードを追加したデモ機で受信し、SDRモードと比較してダイナミックレンジの違いを見せていた。

ATOMOS


アトモスブースでは発表になったばかりの新製品SHOGUN STUDIO(490,000円)のほか、各メーカーの最新カメラとアトモス製品を組み合わせて展示。来場者は実際に触って製品を試すことができた。

また、ステージでは「ATOMOS 4Kワークフローセミナー」を開催。アトモスのレコーダーを使用した制作事例の紹介やパネルディスカッションなどを行なっていた。
●過去のInterBEEレポート一覧はこちら
http://www.genkosha.com/vs/report/interbee/