ここでは、今回のインターBEEで気になった三脚関連の新製品を紹介していきたい。
◆ザハトラー・度肝をぬかれた新製品
事前の情報によるとインターBEE当日、ザハトラーが新製品を発表すると聞いたので、早速足を運んでみた。ブースに到着して、まず目についたのが写真にもチラリと写りこんでいる「SOOMハイポッドシステム」だ。なんと最大で250㎝の高さまで伸ばすことが可能だ。このハイポッドシステムは3つのパーツからできている。ローアングル用のミニ三脚として使える「SOOMトライスプレッド(ポール径75mm、伸縮高20.5~48cm)」と「SOOMトライポッド(伸縮高68.5~142cm)」そして、一脚としても使える「SOOMチューブ(伸縮高87~157cm)」。それぞれの独立した3つのパーツを合体させると、このハイポッドシステムになるという構造だ。
□さらに2つの製品も登場!
(写真左)FSB2 70,350円。ソニーA1Jクラス用。2キロまでのHDV、DVカメラに対応し、カウンターバランスは2段階。パン・チルトのスピードは共に3段階およびフリー。(写真右)FSB6 168,000円。Z1Jクラス用。6キロまでのカメラに対応。その他のFSB2との違いはカウンターバランスが10段階になっている点。
■ザハトラー・ジャパンHP:http://www.sachtler.co.jp/
◆ヴィンテン・HDV用の新製品が
続いてヴィンテンを訪問。新製品としては写真のパン&チルトヘッド・Pro6-HDVが登場。75mm径、最大荷重6kg、カウンターバランス3段階(フリーあり)。製品の特徴は「サイドローム・システム」写真のようにサイドからカメラを着脱できるようになったこと。
■ヴィンテンHP:http://www.vinten.com/
◆リーベック・三脚ではありませんが…
続いては平和精機へ。早くも注目のカメラ・ソニーXDCAM EX1に対応したズームリモコン・ZC-9EXが展示された。価格は33,600円。VTRのRECスタート/ストップが切換可能で、ジブアームなどを使用する場合は、別売のケーブルEX230を使用すれば遠隔操作もできる。EX1以外のカメラでも使用可能だ。
■平和精機HP:http://www.libec.co.jp/jp/
◆ボーゲンイメージング・マンフロットの新製品も
本誌12月号テストレポートでも紹介したマンフロットの雲台503HDV。カメラ重量にあわせて1.3、2.6、3.9kgおよびフリーの4段階の設定が可能な可変式カウンターバランスシステムやパン動作の感覚を撮影シーンに合わせて微調整できるパンフリクションコントロールを搭載。夜間や暗所対策のためLED付の水準器も搭載している。価格は71,400円。
■ボーゲンイメージング:http://www.bogenimaging.jp/jsp/index.jsp
●過去のInterBEEレポート一覧はこちら
http://www.genkosha.com/vs/report/interbee/