2017年2月号の連載「秀作から学びとれ!」で取り上げた作品は東京アマチュア映像連盟主催 2016全国ビデオ映像コンテストで入賞した「心つなぐ歌声~僕らの出番がきっとくる~」(永井美千代さん作/10分)
です。

千葉県松戸市で活動する合唱団「はるかぜ」は震災後、福島県南相馬市に度々出向き仮設住宅などの人達を合唱で励ましてきた団体。音楽構成「僕らの出番がきっとくる」は、南相馬市の小中学校で続いてきた文集から18編の詩を選び、その詩に福島県出身で合唱団の指揮、演出をしてきた安藤由布樹さんが作曲をほどこしたもので、多くの人たちの手による心温まる舞台は合唱団の地元松戸市での発表会、そして被災地の小学校での公演でも、ともに多くの人が参加。支援する合唱団と被災地のつながりはさらに深まっていく様子が描かれています。
2月号の解説記事とともに、どうぞこの作品をご覧ください。

『心つなぐ歌声~僕らの出番がきっとくる~』 (10分)

 

 

「秀作から学びとれ」を執筆いただいていました春見書紀氏が逝去されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
長い間ご好評をいただき、誠にありがとうございました。