2010年12月号の読者投稿コーナー「ビデオパーク」に掲載した作品です。


ドキュメント&アート
『大賀博士の古代蓮』(5分6秒)

田中憲司さん(東京都調布市)
撮影/キヤノンEOS 7D、ソニーNEX-5
編集/エディウスプロ5.5
ドキュメント
『鬼灯祭り』(7分27秒)

撮影/ソニーPMW-EX1
編集/エディウスプロ5.5

一眼ムービーの世界にいち早く足を踏み入れている作者が、一眼ムービー作品のほかにビデオカメラの作品も含め2作投稿。一眼ムービーの作風もさることながら、ビデオカメラでの作品も見事に個性的。渋めの質感と細かいエフェクトが印象深い。
<ベスト・マンスリー賞>
そろばん大会を舞台に、カメラは子供たちや参加者をつぶさに描き上げる
イベントビデオ
『七夕そろばん大会』(6分54秒)

河合典之さん(三重県松阪市)
撮影/パナソニックAG-DVX100
編集/ウルトラエディット2

子供たちのさまざまな表情が、見事な撮影と編集で捉えられた作品。単調になりがちの室内のイベントを、撮影アングルの工夫で飽きさず見せてくれる。子どもたちのそろばんや暗算の凄さは必見!
イベントビデオ
『TRIAL』(7分10秒)

柴田常夫さん(愛知県瀬戸市)
撮影/ソニーDCR-VX2000
編集/プレミア6LE

描き方によっては単調になりやすい素材を、うまい編集で見せている。画面を見ながら思わず興奮してしまうこと間違いなしの作品。
探訪ビデオ
『内藤新宿探訪』(7分)

渡辺俊雄さん(東京都多摩市)
撮影/キヤノンXH-A1
編集/エディウスプロ5

大都会新宿の裏側を題材にした作品。よく知っているつもりの街の、見たことのない風景。何気ない情景カットを切り取った切れ味の良い構図も見事。
ビデオポエム
『棚田夕景』(2分53秒)

西中俊雄さん(福岡県直方市)
撮影/ソニーDCR-VX2000
編集/プレミアプロCS3

実に詩的な趣ある作品。「棚田を撮るならここだ」と言わんばかりのベストアングルからの名カットの連続。
祭りビデオ
『東京歳時記 四助の音が響くとき』(7分30秒)

栗原 大さん(東京都足立区)
撮影/キヤノンHF S21
編集/エディウスネオ2

浅草三社祭を描いた作品。「チャンチキ」とも呼ばれる四助等の鳴りものを軸に据えたところが個性的。テロップも作者の撮影日記風で臨場感が伝わってくる。視点のとり方を参考にしたい一作。
ドキュメント
『作ってドッキリ! 焼いてドッキリ! みんなで縄文』(6分50秒)

大栗一孝さん(北海道江別市)
撮影/パナソニックNV-MX2000
編集/DV-7

楽しそうに縄文土器を作る姿を描いた作品。土器を一気に焼き上げるシーンは豪快。
ドキュメント
『ヘメロカリス』(3分4秒)

関口 豊さん(埼玉県狭山市)
撮影/ソニーHDR-XR520V
編集/プレミアプロ2.0

ギリシャ語の「1日」と「美」の意味のヘメロカリスという変わった名前の花を育てている園芸家の庭を描いた作品。
ドキュメント
『音の風景アラカルト』(6分48秒)

佐伯勝利さん(熊本県熊本市)
撮影/ソニーHDR-FX1000
編集/ベガスムービースタジオ9

まさに着眼点の勝利。ビデオ作品なのに音が主役の貴重な作品。