※この記事はビデオサロン2016年5月号に掲載された連載を転載したものです。その後アップデート等によりインターフェイスや機能が変更されている可能性があります。
第5回:Lightroomをビデオに活用する
デジタル一眼での動画撮影が一般的となった昨今は、撮影データを保存しているフォルダに写真ファイルとビデオファイルの2種類が混在していることも珍しくない。今回ピックアップするアプリケーション「Lightroom」は、写真のRAW現像と整理を主な目的とするソフトだが、ビデオファイルも扱うことができる。今回はこのLightroomを使って、ビデオの色補正、写真とビデオのファイル整理、スライドショームービーの作成に挑戦してみよう。
まず、ビデオの補正機能。静止画向けの補正機能をすべて使えるわけではないが、ビデオの色調を変えるプリセットやホワイトバランス補正、前後のカットといった簡単な編集機能が備わっており、機能が限定されている分、シンプルで快適に運用することができる。
また、ファイル整理機能も便利。写真とビデオを記録メディアから一括で読み込んで同一画面上で扱えるのは大変効率が良く、キーワードを入力してファイルを検索する機能はとても重宝する。
もうひとつ重宝するのが、写真と動画からスライドショームービーを作成する機能。文字や画像なども重ねることができ、選択したファイルからほぼ全自動で簡単に生成可能。スライドショーはビデオ編集ソフトで一から作ると意外と手間がかかるので、ビデオ編集用の素材作りにも役立つだろう。
「クイック現像」でビデオの色調を変える
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「タグ」を設定してファイルを探しやすくする
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写真と動画のスライドショームービーを作る
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