【Views】2021/3月号投稿作品
『阿対(あたや)の石仏』59秒 KAZUPONgomacat【K.Saeki NARA】さん

(作者のコメント)奈良市柳生町、京都府との県境にこの石仏があります。町のはずれにひっそりと存在する石仏ですが、右側の阿弥陀如来は、流行病よけの願いを聞いてくれるといわれており、多くの人たちに信仰されています。鎌倉末期の作と言われています。向かって左側の地蔵菩薩は、豆腐をお供えすると、子供が授かると言われており、授かったときは、一千個の数珠を作りお礼詣りをします。 地蔵の近くには、数珠だけでなく、数珠の代わりとして千羽鶴も供えられています。室町時代の追彫と考えられ、右肩に「源祐」の刻銘があります。石仏だけではその大きさがわからないので、コスプレ撮影時に、訪問者として出演してもらいました。

◎撮影:DJI Mavic Air 2 ◎編集:ワンダーシェア Filmora 10