【Views】2022年1月号~12月号のベストムービーを一挙公開!!


今年も残すところあとわずかとなりました。読者の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。2022年も動画投稿コーナー【Views】に多数ご応募いただき、ありがとうございました。ここでは、今年のベストムービー1年分を集めてみました。年末年始にお楽しみいただけますと幸いです。2023年も皆さまからの作品をお待ちいたしております!!

 

2022年1月号  ベストムービー

『ポルタ 街へ行く』2分7秒 Taira Kawarazakiさん

(作者のコメント)マリオネット「ポルタ」のショートムービーを制作しました。ある朝、都会の真ん中で目覚めた彼が、様々なことを体験をしていく物語。喜んだり落ち込んだり、まるで生き物のように感情豊かなマリオネットの動きをお楽しみください。

●マリオネットのポルタくんの都会での冒険。仲間を探したり、美味しそうなレストランのサンプル料理を眺めたりとほのぼの感がハンパない。でもどこか哀愁を感じるから不思議。操り人形を使ってロケに出るという新境地の開拓が新鮮な意欲作。

撮影:ソニー α7S Ⅲ
編集:ブラックマジックデザイン DaVinci Resolve

 

 

2022年2月号  ベストムービー

『 裾野高校 女子バスケットボール部 』1分47秒  福井 崇志さん

(作者のコメント)部員を募集しているバスケ部の動画を作りました。スローの美しさと360°カメラを用いた迫力のある映像で躍動感を意識しました。

●バスケットボールに青春をかけて躍動する女子高生たちを、アグレッシブかつアクティブなカメラワークで貫き通すスタイリッシュなPV。背景を暗くした選手たちのショットがさらに上質さを煽る。

撮影:ソニー α 7S Ⅲ、Gopro MAX
編集:アドビ Premiere Pro、ブラックマジックデザイン DaVinci Resolve

 

 

2022年3月号  ベストムービー

『 Origami – Fly to the Moon 』1分26 秒   林 隆文さん

(作者のコメント)タイムラプスを使って、折り紙が「いのち」を得て動き出す世界を表現しました。

●タイムラプスというか、ストップアニメーションというか、とにかく折り紙の折っていく過程を見事にムービー化。決して珍しくない手法かもしれないが、完成後のキレのある動きと遊び心であっという間に尺が過ぎていく。日本の伝統芸術を楽しくわかりやすく見せ切った作者に大きな拍手を送りたい。

撮影:ソニー α 7R III
編集:ブラックマジックデザイン DaVinci Resolve

 

 

2022年4月号  ベストムービー

『 Lucid Dream 』2分26 秒   Ben Chungさん

(作者のコメント)夢と現の隙間。

●異国情緒漂うバブル(泡)をテーマとしたポートレートムービーチックなショートムービー。つかぬ間の夢か幻か? その狭間を楽しむ大人の寓話。全体を覆う気怠いアンニュイ感がたまらない魅力の作品。

撮影:ソニー α 7S Ⅲ
編集:アドビ Premiere Pro

 

 

2022年5月号  ベストムービー

『 NINJA PROJECT X- Action Sequences – 』 1分34 秒 UMEさん

(作者のコメント)やかん、レモン、レッドペッパー、そして超能力を駆使して闘う女性ニンジャアクションです! Davinci でカラコレして、PremiereでフィルムルックのLUT をかけました。

●やたららしからぬ個性的な武器で戦いに挑む女忍者のアクションムービー。笑いを堪えながら俊敏なアクションを堪能。なんか変なところとキレのある動きがミスマッチでそれがまたいい。滑稽さを真剣に表現することの大切さを教えてもらった。

撮影 :ブラックマジックデザイン BMPCC 6K
レンズ:キヤノン EF16-35mm f2.8L II USM
編集 :アドビ Premiere Pro、アドビ After Effects、ブラックマジックデザイン DaVinci Resolve

 

 

2022年6月号  ベストムービー

『 FROZEN | 冬の北海道Cinematic video in ShiretokoHokkaido Japan( Travel Vlog) 』4分17秒 ADEMOYOさん

(作者のコメント)2021年末から年始にかけて北海道で撮影した映像です。過酷な環境の中に垣間見る” 命” の美しさ。自然の猛威に打ち勝つ術を持つ者だけに許される繁栄。都会で暮らしていると忘れがちですが、改めて感じさせられた体験を作品にしました。

●流氷、吹雪、そしてホワイトアウトと今シーズンの北の大地の「冬」のドキュメントVlog。この地の冬の断片を丹念に拾い集めていく前半と、陽の光と暖かさが雪上を包み込むような後半との対比が作品のダイナミズムをさらに引き立てる。

撮影 :ソニー α 7S Ⅲ、キヤノン EOS R6
レンズ:カールツァイス Batis 2/40CF 、タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD 、ソニー FE 85mm F1.8
編集 :ブラックマジックデザイン DaVinci Resolve

 

 

2022年7月号  ベストムービー

『 雨上がりの海と水溜り 』3分56 秒  ANiUcafeさん

https://youtu.be/0pRCNIO1c2E

(作者のコメント)近所の海へふらっと立ち寄った雨上がりの海岸の様子です。コンクリートの歩道に水溜りができていて、そこに空が鏡面反射していることを目にして、思わず撮影をはじめていました。

●ただの雨上がりの海辺のスケッチかと思いきや作者の構成力で1 段も2 段もランクが上の作品に。特に冒頭の南米ウユニ塩湖を彷彿とさせる水溜りのカットにインして来るタイトルと子どもたちには思わず目から鱗が溢れた。主演の兄弟はもちろんだが、超ローアングルの波打ち際や丹念に拾った浜辺のアイテムのインサートカットにも助演賞を差し上げたい。

撮影 :アップル iPhone 13 Pro Max
編集 :LumaTouch LLC / LumaFusion

 

 

2022年8月号  ベストムービー

『 AUDITION 』3分12秒 takato152さん

(作者のコメント)数々のインターネット媒体 (youtube やSNS 等) で個人の 表現が拡散されていく中、 その評価は数字で可視化され、 他者の目はより厳しいものに感じられます。この作品は、誰もが作品に対し審査する目を持つこの時 代に、主人公が他者の無機質な評価に屈することなく、自 己を表現する様を描く作品です。

●ドキュメンタリーのような、ポートレートムービーのような、はたまたフィクションストーリーのような、さまざまな視点から見られる多面的な表現作品。どの視点で見るかで何度も楽しめそうな、映像作品の「評価」「審査」をテーマにした異色作。

撮影 :パナソニック S1H
レンズ:キヤノン EF24-70mm F2.8L USM
編集 :アドビ Premiere Pro、ブラックマジックデザイン DaVinci Resolve

 

 

2022年9月号  ベストムービー

“SUSHI KING” B Roll 59 秒  Takuma Oshimaさん

(作者のコメント)ド イツにあるお寿司屋さんのプロモーションビデオを作ってみました。

●「寿し」じゃなくて” SUSHI” . 今ヨーロッパを席巻しているこの食べ物を作者の個性で表現した、ベルリンのお店のPV。 日本人として逆に食べてみたくなるような違和感が、イカしたセンスで描かれてキレッキレッの作品に。

撮影 :ソニー α 7C
レンズ:ソニー FE 20mm F1.8 G、 ソニー Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
編集 :ブラックマジックデザイン DaVinci Resolve

 

 

2022年10月号  ベストムービー

『 狐の嫁入り 』 2 分56 秒  toppo jijyoさん

(作者のコメント)京都高台寺の「狐の嫁入り」を撮影しました。怪しくて華やかで賑やかで、とても
楽しめました。

●気象現象かと思いきや、黒猫に導かれた先に広がる黒澤映画を彷彿とさせるリアル「狐の嫁入り」。ノンフィクションのイベントに遊び心満載のファンタジックな要素を盛り込んだ斬新なイメージショートムービー。

撮影 :ソニー ZV-E10
レンズ:シグマ 30mmF1.4 DCDN
編集 :グラスバレー EDIUS Pro

 

 

2022年11月号  ベストムービー

『 ねっここねこ 』 3分4 秒     weeps weepさん

(作者のコメント)自作曲にCLIP STDIOでアニメーションを作り、ブラウン管でVHSを観ているような加工をAEで挑戦しました。最後のキャラクターは昔に16 mmで撮った映画のキャラクター「インソムニアキャット」です。

●時代を間違えたのか、いや、時代が間違っているのか? そんな答えのない空間をさまようような、レトロでアナログチックなナンセンスアニメーションムービー。だがすべてがデジタルな世界で構築されたものという矛盾が渦巻く。それがまたいい。

編集 :アドビ After Effects

 

 

2022年12月号  ベストムービー

『 The Art of Aquarium 』5 分31 秒   ChillaxTomoさん

(作者のコメント)水族館は様々な種類の魚がいるだけではなく、様々な人が存在していることを
表現してみました。

●水族館に生きる魚たちに訪れた人も加えて丁寧に丁寧に紡がれた「命」の物語。じっくりと観察される側とする側が知らぬうちに同じ仲間に思える。「命」という視点を持つことで作品に潜むストーリーが見えてくる。

撮影 :ソニー α 7S Ⅲ
レンズ:ソニー FE 20mm F1.8 G、タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2、 シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art
編集 :アドビ Premiere Pro

 

 

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vsw