気軽に持ち歩いて日常を記録したいけれど、ビデオカメラはちょっと敷居が高い・・・と思っている人向けに、“スマートフルハイビジョン”を謳うエブリオシリーズが新登場。YouTube、iPodとの連携機能を持ち、映像を“携帯・共有”する新しいビデオライフを提案する。


GZ-HD320/GZ-HD300




今回発表になったのは、HD320/HD300の2モデル。世界で高いシェアを獲得したSDモデルMG-330のコンセプトを元にハイビジョンモデルとして開発された。記録メディアはHDDとマイクロSDHCカードで、2モデルの違いはHDDの容量のみ。HD320は120GB HDDを搭載し、色はクリアブラック1種類。HD300は60GB HDDを搭載し、色はルージュレッド、ロイヤルブルー、プレシャスシルバーの3色を用意する。

どちらもオープン価格で、HD320が想定12万円前後、HD300が想定11万円前後の見込み。発売は2月上旬を予定している。


特徴は、女性のエントリーユーザーを意識したスマートでコンパクトなボディと持ち歩きたくなるスタイリッシュなデザイン。アクセサリーや服と合いやすく、女性が持っても違和感のないデザインをテーマにしたのだそう。また、MG-330にも搭載されたレーザータッチオペレーションを採用するなど、ユーザーインターフェースの使い勝手を重視し、簡単で操作を楽しんでもらえるような工夫を意識したと言う。








細めのグリップベルトを伸ばすとストラップに変身

新感覚のレーザータッチオペレーション



もちろん、ただ可愛いだけのカメラではない。
1920×1080のフルハイビジョンで4つの撮影モードがあり、新開発の画像処理エンジン「HDギガブリッドPremium」によって、キヤノンに次いでAVCHD上限の24Mbpsモード(UXPモード)を実現した。また、新開発のコニカミノルタ製HDレンズの採用でフルハイビジョンにふさわしい高解像力を持ち、遠くの被写体にぐっと寄って撮れる光学20倍ズームも搭載。初めて顔優先AE/AFも採用するなど、よりキレイに撮影するための進化がうかがえる。


★録画モードと記録時間



その他、撮影した映像を独自のアルゴリズムでグループ分けする「オートグルーピング機能」と、DVDライターCU-VD50に搭載された「ダイジェスト再生機能」を搭載。


さらに、YouTube用、iPod(iTunesへの転送)用の撮影モードが注目だ。専用モードで撮影した動画は、新アプリケーションソフトEverio MediaBrowserを使ってワンタッチで撮影した動画をアップロード・転送できる。もちろん、普通のモードで撮影した映像も後から切り出し・変換が可能だ。お気に入りの映像を持ち歩き、友達と共有するなど、新しいビデオの楽しみ方を提案する。


★ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
★ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2009/gz-hd320.html/
★製品情報
http://www.jvc-victor.co.jp/dvmain/gz-hd320/index.html