6月7日のローランドのユーザー向け発表会がありました。
その模様はこちらをご覧下さい。
http://www.genkosha.com/vs/report/entry/_audio_visual_2011.html


今年の映像系の新製品はVR-5とVC-30HDですから、どうしたってライブ配信がメインになります。
ローランドと言えば、古くからのビデオユーザーであれば、DV-7などの編集専用機を連想するかもしれませんが、ここには、そういう香りはまったくありません。
もしかしたら、この会場に集まっている人の大半はDV-7を知らないかもしれません・・・。
それくらい「ライブ配信」路線を突き進みはじめています。
ローランドはかつては「楽器」の専業メーカーだったわけですから、それに映像も加えたライブ配信というのは実はしっくりくるのかもしれません。
今回のセミナーでおもしろかったのはビデオサロンでも連載していただいている川井さんのデモ。
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マイクロフォーサーズのムービー一眼の3カメで、コンポジット出力してVR-5に入れているのですが、
今回のデモを見るまでは、正直「なんか無理矢理ムービー一眼使っているなあ」と思っていたのです。
ところが、映し出される映像はなかなかよい。
たしかにライブなんかでは背景のボケてくれると雰囲気が出ていいですね。
今のビデオカメラは小さくなったとはいえ、ムービー一眼にはかないませんし。
さて、その川井さんからもお褒めの言葉をいただいた
ムックが弊社から出ています。
「オールドレンズ・ライフ」という本。
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ビデオサロンの編集部が作ったわけではないので、動画にはほとんどふれられていませんが、NEX、GH2、GH1でムービーを撮っている人には大変危険な香りのする本です。
うーん、ビデオサロンでもこういう本、動画メインで作りたいですね。
Eマウントとマイクロフォーサーズで動画メインのスタイルのカメラがもっと出てくれば、趣味性も高まるんですけど。