ブラックマジックデザインは、Camera 1.9.5 ソフトウェアをリリースした。同ソフトウェアには、Blackmagic Production Camera 4K用にオンスクリーン・ダッシュボードメニューおよび高性能なディスクフォーマット機能が搭載されている。


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Camera 1.9.5 のアップデートは Blackmagic Design ウェブサイトから無償でダウンロードが可能。
ディスクフォーマット機能の搭載で、SSDをカメラからフォーマットできるようになり、収録の準備にコンピュータを使う必要がなくなった。
Blackmagic Production Camera 4Kのディスクフォーマット機能は、一般的なストレージ用にコンピューターでフォーマットするのとは違い、ビデオ撮影用に最適化されるようにフォーマットできる。カメラがディスクのブランドおよびその他のディスクパラメータを確認し、その特定のディスクの最高転送速度でビデオ録画および再生できるようフォーマットする。
将来的に新しいディスクが発売されたときには、それらのディスクの特性を生かし、データ転送レートの
高い4K RAWの収録時に最高性能を引き出せるような、新しいソフトウェアがリリースされることになる
という。
ディスクフォーマットは、ExFAT および HFS+の2種類から選択できる。 ExFAT はWindows および
Mac OS X 両方に対応しており、Windowsユーザーや、WindowとMac OS間で行き来して作業する場合
に最適。
Mac OS X のみで作業する場合は、HFS+ は Mac OS のネイティブフォーマットなのでMacユーザーにとって最高性能が得られ、さらにジャーナリングをサポートしているためエラープロテ
クションの面でもよい。
さらにBlackmagic Camera 1.9.5 は、カメラ内の機能にすばやくアクセスできるようにダッシュボード
メニューを新しく搭載した。ユーザーはディスクのフォーマット、フォーカスピーキングの有効化、設定
ページへの移動やその他のカメラ操作を、使いやすい大きなボタンで選択できる。
Camera 1.9.5 のアップデートは Blackmagic Design ウェブサイトから、無償でダウンロードが可能。