ビデオサロン1月号から始まった短期連載、「URSA Miniの現場」(レポートは千葉孝カメラマン)。その第1回目で取り上げたのが、千葉さんがURSA Mini 4.6Kで撮影したAmazonプライムのビデオオンデマンドサービス、プライムビデオのオリジナルコンテンツ「プライムジャパン 日本の心に出会う」の第8回目、和菓子の回でした。


 この原稿を昨年読んでから、Amazonプライムに契約。1年3000円台で、かなりの数の映画やドラマが見られるんですね。

千葉さんが実際に撮影した回は昨年の12月15日に公開されたので、さっそく見てみました。内容もさることながら、画質がとにかく素晴らしい! 1時間のドキュメンタリーで、ピントを送ったり、屋外でスライダー撮影したりと、このカメラワークのクオリティを、よくも1時間番組全体で通せるなあ、と驚いてしまいました。

番組はドキュメンタリーのなかにドラマ部分も入り、NHK BSの「京都人の密かな愉しみ」をほうふつとさせるもの。あれも最初に見たときは、その構成に驚いたのと、画質の美しさ、丁寧な撮影に感動しました。こういうのは、映画ではなく、テレビ番組でやる意味があるよなあ、と思ったものです。そしてこのVOD。奇しくも常盤貴子が両方に絡んでいます。

千葉さんが関わったものは、第8回目であり、それまではURSAは使われていなかったそうなので、URSA MIni 4.6Kの画質サンプルとしても参考になると思います。

ぜひご覧になってみてください。ビデオサロン1月号p64-67と合わせて見ると制作の舞台裏も分かって、より面白いと思います。

それにしてもAmazonプライム、恐るべしです。このクオリティのオリジナルコンテンツを作るだけの予算があるわけですから。気が付くと、この年末年始はテレビをつける時間が減って、Amazonプライムで映画やドキュメンタリーばかり見ていたような。