ピークデザインのトートバッグ、一週間使ってみた


2010年に登場したCapture Camera Clipによって、一躍写真業界で話題になったピークデザイン。ビデオサロンでも、SLIDEカメラストリングストラップを紹介したことがある。最近はカメラバッグを出し始めていて、これが従来のカメラバッグらしくないデザインで、新しい素材感覚、細かいところに気を配ったとるところなどが受けて、急速にユーザーがを増やしているようだ。メッセンジャーバッグから始まり、スリングタイプ、パックパックタイプ、トートバッグも加わったという展開らしい。

実は某連載でバックパックのレポートをお願いしているということもあり、そのついでといってはなんなのだが、トートバッグを代理店の銀一さんからお借りして使ってみることにした。

普通のトートバッグのように見えるが、ギミックがいっぱい。

街を歩いていて、気になったものを見つけたら、(注意:今よくよく下の写真を見てみたら、後ろの蓋のファスナーが下におりていました。上でマグネットでくっついているのでカバンが開いてしまうことがなかったために気がつきませんでしたが、ファスナーの上げ忘れにご注意ください)

バッグを広げずに、前のチャックをおろしてさっとカメラを取り出して撮影ができる!

 

どんなことになっているかというと、前後に下までおりるファスナーがついていて、それだけだと入れておいたカメラがどこかにいってしまうので、仕切りをマジックテープで固定できるようになっている。

この仕切りも上のようにたんなる仕切りとして使うこともできるし、上の別のもの(たとえば交換レンズとかバッテリーなどの小物)を置くスペースを設けることもできる。前も後ろも同じように開き、仕切りも2つ付属している。

ただ、仕切りをふたつ使うと、モノをいれるスペースが狭くなるし、カメラを取り出すのはどちらか一つなので、後ろ側のしきりは外してしまうといいだろう。カメラは小型のミラーレスなら十分入る。レンズが長ければ、仕切りの位置を中にずれせばいい。

仕切りをひとつにするとA4のMOOKまで入るので、私が使うとしたらこういうスタイル。小物入れも、これでもかというくらい用意されていて、カード入れやボイスレコーダーなどを入れる。

もちろんパソコンも入るようになっている。15インチまでのノートとあるが、15インチのMacBook Proを入れると蓋がしまらないので、13インチのMacBook Airまでだろう。入れるとこんな感じでぴったり。

トートバッグで一番気になるのは、上があいていること。上からモノが見えたり、手をいれてとられるんじゃないかという心配もあるし、万引きするんじゃないかという疑いをかけられることもあるかもしれない。チャックでとじられるものもがあるが、それは面倒。

実は使って見て一番気に入ったのが磁石でぴたりと閉じられることだった。チャックとかボタンが面倒なズボラの人にはぴったり。自然に閉まってくれる。

逆に、ちょっと気になったのは自分の用途にはやや大きいかなということ。機能はとても気に入ったので、もう少しだけ全体に小さいのが欲しい。

電車で座った時も膝の上に奥には大きくて、下に置く感じになるかも。というものも底の面積は案外広いから。

アイデアは満載で、トートなのにストラップを調整して、なんと背負うこともできる。もう一度ストラップを短く調整するのが面倒のように思えるが(というのも、もうひとつのストラップと長さを合わせなければならないから)、実は赤い線が目印になっていて、そこに合わせれば、2つのストラップは同じ長さになるのだ。赤い線はデザインのアクセントでありながら、実用にもなっている。

細かいところだが、ストラップの質感も良い。全体的に細かいところまで注意が行き届いていて感服するばかり。

カメラもパソコン、その他もろもろ、カバンの中に突っ込んでいて、いつもゴソゴソ探している自分としては、ピークデザインのトートバッグはカバンの中が整理でき、気持ちも一緒に整理された気分になった一週間だった。

銀一のピークデザインのページ