GH5のファームウェアバージョン2でハイブリッドログガンマ、4K/FHDで「4:2:2 10bit ALL-I」を追加


パナソニックは、GH5のファームウェアバージョン2の内容を公開した。GH5は発売された当初に4月のファームアップ(Ver.1.1)、夏のファームアップを予告していたが、アナウンスはぎりぎり間に合ったが、実際のファームアップは9月下旬となる。

なお、8月7日には、GH5と組み合わせて使われることが多い、LEICAの12-60mmのズーム、H-ES12060のファームアップ(Ver.1.1)も公開されており、

  • AF時のフォーカス動作安定性を改善
  • 手ブレ補正の性能を改善

となっているので、忘れずにファームアップしておきたい。

GH5のVer.2.0の内容は以下のとおり。

【追加・拡張機能】
【1】カメラ制御PCソフト「LUMIX Tether」
カメラ制御PCソフト「LUMIX Tether」によるUSBテザー撮影に対応。カメラとPCをUSB接続し、PCの大画面でライブビューを確認しながら撮影することができる。シャッターレリーズのほか、絞り、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、フラッシュなどの各設定をPC上で行えるので、スタジオなど撮影現場でのワークフローをサポートする。写真撮影だけでなく、動画記録や6Kフォト/4Kフォト撮影にも対応。また、Mac/Windowsの両OSに対応。

【2】動画記録のさらなる進化
(1)ALL-I動画記録モードを追加
4K/FHD動画記録において「4:2:2 10bit ALL-I記録」モードを追加。1フレーム単位で圧縮するイントラフレーム方式なので、1フレーム単位でデコード/エンコードを行え、カット編集や映像切り出しなどのノンリニア編集に最適。特に4K記録時には最大約400Mbpsの高ビットレート記録を実現し、映像制作現場のクオリティに応える。

▼ALL-I動画記録モード表
http://panasonic.jp/dc/g_series/gh5/4k_recording.html#allintra

(2)4K HDR(ハイブリッドログガンマ)動画記録に対応
HDR(High Dynamic Range)動画記録とは、暗部の階調を表現しながら、明るい部分の階調も再現することができる技術であり、これまでのSDR(Standard Dynamic Range)動画では再現できなかった太陽や空、光線の反射などの被写体でも、黒潰れと白飛びを抑えた肉眼に近い階調の映像を記録することができる。
GH5はHDRに関する国際標準規格(ITU-R BT.2100)のひとつである「ハイブリッドログガンマ(Hybrid Log Gamma:HLG)」方式でのHDR動画撮影に対応。「ハイブリッドログガンマ」はフォトスタイルから選ぶことができ、LongGOP、ALL-I圧縮方式を含む、全ての4K/FHD 4:2:2 10bit動画記録モードに対応している。撮影した映像は、HLG方式に対応したテレビとHDMI接続することで、より自然に近い階調での映像を簡単に視聴することができる。また、今後増えてくる4K HDR映像コンテンツの撮影現場でも、GH5を活用することができる。