手元で露出・フォーカス操作が可能! コストパフォーマンスのZhiyun CRANE 2

日本でも愛用するユーザーも多い、中国深センのジンバルメーカーZHIYUN(ジユン)。昨年のInterBEEでも出展していたCRANE 2(9万円前後)をはじめ、iPhoneやアクションカメラ用まで展示していた。CRANE 2のカメラ搭載重量は500g〜3.2kg。キヤノン、ソニー、パナソニック、ニコンのデジタル一眼用のケーブルが付属しており、それとジンバルを接続することで、手元のダイアルコントローラーで絞り、シャッタースピード、ISO感度の設定も可能になっている。オプションの専用フォローフォーカス(15,000円)を取り付けると、側面のホイールでフォーカスも操作できる。

 

上写真はCRANE 2に操作するモーションセンサーリモートコントローラー(17,000円)では、露出/フォーカス/パン・チルトのリモート操作はもちろん「Gモード」に設定すると、オペレーターの動きに合わせて、ジンバルにとりつけたカメラを動かすことができる。三脚等にリモートコントローラーを取り付けて運用する。

 

 

●正規代理店ZHIYUN JAPANのWEBサイト

http://zhiyun-jp.com/

 

木製グリップが物欲をくすぐるTILTAのジンバル Gravity Gシリーズ

TILTAは2008年創業のアメリカのメーカー。一眼からハイエンドシネマカメラ向けのカメラリグ、ケージ、マットボックスなどのアクセサリーを幅広くラインアップしており、ユーザーの評価も高い。近年ではワイヤレスフォローフォーカスやEVFなどを発売する他、ジンバルも発売している。

上写真は小型シネマカメラを搭載できるGRAVITY GII-X(730ドル〜)。中国製シネマカメラ・INEFINITY のコンパクトシネマカメラTERRA 4K(990g)と組み合わせた状態。両手持ちのハンドルはG1 Dual Pistol Grip Battery Handles(159ドル)。

 

一眼向けモデルのGRAVITY GII。搭載カメラはGH5にシネレンズCompactPrime。カメラのホットシューとジンバルを繋いで固定するG1 Hotshoe Support Bracket(59ドル)と木製のハンドグリップWooden Handle for Shoulder Mount System (240ドル・右利き用と左利き用あり)と組み合わせた状態。

 

●メーカーサイト(英文)

http://tilta.com/

 

 

ビデオグラファーの間でも人気のPilotflyも1月発売の新製品を展示

モーターパワーを向上させることで耐荷重を最大3.2kgに高めた新製品・PILOTFLY Adveturer(799ドル)。Bluetooth接続によるリモート操作やモーションタイムラプスの撮影も可能。オプションで2ハンドルにも対応。ジンバルヘッド構造を見直すことで1kg弱の軽量・小型化を実現したという。

 

●メーカーサイト(英文)

http://pilotfly.com.tw/index.php

 

 

実はグライドカムからもジンバルが出ていた

由緒あるスタビライザーメーカーとして有名なグライドカム。会場で見かけて初めて知ったが、GLIDECAM CENTURIONというジンバルも発売していた。45g〜2.26kgまでの一眼またはミラーレス一眼を搭載できる。ハンドル部にパン・チルト用のジョイスティックも備える。日本でもアマゾンで購入できるようだ。

 

●グライドカムの公式サイト(英文)

https://glidecam.com/

 

FeiyuTechはiPhone用ジンバルVIMBLE2を展示

18cmの伸縮できるエクステンションバーを搭載して、単体でセルフィー用途にも使えるiPhone用ジンバル・VIMBLE2(99ドル)。iPhoneは横位置でも縦位置でも搭載できる。グリップ部にはパン・チルトのジョイスティックの他、録画開始ボタン。さらにズームボタンも備える。グリップ底面には1/4インチネジも備え、ミニ三脚と組み合わせると自立できる。

 

●メーカーサイト(英文)

http://www.feiyu-tech.com/

 

360度VRカメラ用ジンバルMOZA Guru360 Air

日本ではTAKEが幾つかの製品を販売している中国メーカーGUDSENのジンバルMOZAシリーズ。ブースには一眼用からシネマカメラ、スマートフォン用などの展示があったが、360度VRカメラ用撮影用のMOZA Guru360 Air(799ドル)が目を引いた。最大積載重量は1kg。バッテリー時速時間は4時間。モーションタイムラプスやスマホアプリでのワイヤレスリモート操作にも対応。

コンシューマー向けVRカメラ用のGuru360(299ドル)。

 

●メーカーサイト(英文)