パナソニック株式会社は、フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX S9、S5II/S5IIX、マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラLUMIX G9Ⅱ において、静止画・動画の撮影機能と共有機能向上に対応したファームウェアのダウンロードサービスを10月9日より開始した。

■対応ファームウェア
【DC-S5M2 ファームウェア Ver.3.1】
【DC-S5M2X ファームウェア Ver.2.1】
【DC-S9 ファームウェア Ver.1.1】
【DC-G9M2 ファームウェア Ver.2.2】
https://panasonic.jp/support/dsc/


LUMIX S9(Ver.1.1)

●フレーム同時表示
任意のフレームを3つまで同時に表示できるようになった。フレーム表示のアスペクト比を維持したまま拡大縮小や表示位置を変更することも可能。

●自動認識AFの強化
自動認識AFの対象に新たに「飛行機」、「列車」の認識を追加、また「車」、「バイク」に部位選択の認識を追加。

●LUMIX用スマートフォンアプリ「LUMIX Lab Ver.1.2」の機能強化に対応
「LUMIX Lab」との連携を強化し、以下の機能ができるようになった。
・Bluetooth接続でのシャッターリモコンによるリモート撮影
・Wi-Fi接続でのスマホからカメラをリモート制御
・カメラで選択した画像をLUMIX Labに転送

●動画撮影時の連続記録時間の時間制限を解除したモードを追加
※同モード設定時は、撮影環境や撮影設定によって連続記録時間が変化する。
※同モード使用時でも本体が高温になった場合は、自動で撮影停止する。

【その他の追加機能】
・動作の安定性が向上
・メニュー表示中のコントロールダイヤル操作時の動作を変更


LUMIX S5II(Ver.3.1) / LUMIX S5IIX (Ver.2.1) / LUMIX G9II(Ver.2.2)

●LEICAモノクローム(S5II/S5IIXのみ)
フォトスタイルに、ハイライトが明るく、より硬調でダイナミックな印象のモノクロ表現で、深い黒と白のコントラストが特長の「LEICAモノクローム」を追加。

●リアルタイムLUT機能強化、Fnボタン設定
カメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用して、自分好みの色表現を撮影データに反映できるリアルタイムLUTをFnボタンに設定することが可能に。設定後、Fnボタンを押すだけで、簡単にLUT設定画面にアクセスができる。さらに、LUTファイルの登録数が39種類まで可能となり(現在は10種類)、サンプルLUTも3種類を新たに搭載。

●LUMIX Lab Ver.1.1に対応
LUMIX Labと接続ができるようになり、従来パソコンで行っていたLUT作成がLUMIX Labで可能となり、LUTの作成、LUTファイルや画像の転送からSNSへの投稿まで、スマートフォンのみで操作可能。パソコンがなくても、自分が作成したLUTはカメラ内の「LUTライブラリ」に登録して、撮影することができる。

【その他の追加機能】
・マイクロホンアダプターDMW-XLR2に対応(32bitフロート録音機能は利用できない)
・Wi-Fi設定に5 GHz周波数帯を追加
・沈胴レンズ使用時のメッセージ表示を追加(DC-S5M2/DC-S5M2X)
・動作の安定性が向上

パナソニック株式会社
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