銀一は、RODEのボックス型HDMIスイッチャー『ロードキャスタービデオ コア』を4月24日より発売する。価格は115,500円(税込)。

『ロードキャスタービデオ コア』は、HDMI入力とXLRコンボジャック入力を備えたコンパクトなボックス型ビデオスイッチャー。映像の切り替え機能に加え、従来のRØDEキャスターシリーズと同等の強力なオーディオミキサー機能を搭載。
同時に最大4つの映像ソースと9つの音声ソースの入力に対応しており、メディアプレイヤー、ダウンストリームキーヤー、シーン作成など、多機能なツールを搭載し、1080pの高画質配信が可能。
『ロードキャスタービデオ コア』の操作は、RØDE提供のPCアプリケーショ)、または連携可能なRØDEキャスターシリーズなどの外部ハードウェアを介して行う。NDI入出力にも対応しているため、多彩なシステム構成を柔軟に実現できる、コンパクトながらもパワフルなスイッチャー。
基本機能は「ロードキャスタービデオ S」に近く、映像・音声入出力端子を同等数を保持し、さらに、USBマイク入力が1つ追加されています。一方で、ネットワーク機能(無線LAN、Bluetooth、RØDEシリーズIV ワイヤレス)と、コンソールとしての機能の多くを省いたシンプルな設計となっている。


最大4つの映像ソースに対応した多彩な入力オプション
コンパクトなボディながら、HDMI端子とUSB-C端子を組み合わせることで、最大4つの映像ソースを入力可能。
HDMI入力端子は最大3系統の入力に対応し、1080p60までの映像信号を受け付ける。また、USB-C端子4には、UVC(USB Video Class)対応のウェブカメラなどを入力できる。また、USB-C – HDMIキャプチャーデバイスを使用することでHDMI経由の映像入力を追加することも可能。


①USB-C端子(USB5) ②ヘッドホンボリュームつまみ
③USB-C端子(USB1〜4) ④HDMI端子(入力 × 3、出力 × 1) ⑤ヘッドホン端子 ⑥XLR/フォーン端子対応コンボジャック(Revolution Preamps™搭載)
<USB-C端子詳細>
USB-C1 コンピュータ用(RØDECaster Appによる設定・操作、UVC出力、オーディオIN/OUT)
USB-C2 コンピュータ、デバイス用(オーディオIN/OUT、MFi対応) USB-C3 収録SSD接続用
USB-C4 UVC・UAC入力、RØDECaster Sync接続用 USB-C5 UAC入力、RØDECaster Sync接続用
幅広い音声入力とプロフェッショナルな音声処理
アナログ音声入力には、XLR/フォーン端子対応のNeutrikコンボジャックを2系統搭載。端子ごとに+48Vファンタム電源のオン/オフを切り替えられるため、ダイナミックマイクからコンデンサーマイクまで、幅広い種類のマイクに対応。また、フォーン端子を使用することで、楽器からの音声入力も可能。
さらに、RØDE独自開発の超低ノイズ・ハイゲインプリアンプ「Revolution Preamps」を搭載。また「APHEXオーディオプロセッサ」により、Aural ExciterやBig Bottom、Master Compellorをはじめ、コンプレッサー、ノイズゲート、ハイパスフィルター、ディエッサー、イコライザーの調整が可能で、プロフェッショナルレベルの音声クオリティを簡単に実現。
柔軟な映像出力と本体のみでの配信機能を搭載
USB-C端子1に接続したPCへ映像を出力し、OBSなどの配信ソフトウェアで映像ソースとして利用できる。
また、本体にはギガビット対応のRJ45 イーサネット端子を搭載。PCから配信プロファイルを設定することで、本体から直接ストリーミング(RTMP出力)を行うことができ、さまざまな環境での配信を柔軟に実現。
RØDECaster Appによる自由度の高いセッティングとワイヤレスリモートコントロール
RØDEが提供する「RØDECaster App」を搭載したPCをUSB-C端子1に接続することで、本体の操作や設定変更、画面構成やプリセットの作成、オーディオミキサーの管理、ファームウェアアップデートなど、幅広い機能をコントロールできる。
さらに、PCとロードキャスタービデオ コアを同じネットワークに接続すれば、USB-Cケーブルを使用せずに「RØDECaster App」を通じてこれらの機能をリモートで操作可能。配信オペレーターが場所を選ばず自由に操作できるため、セッティングの柔軟性が大幅に向上する。
RØDECaster App(本国ダウンロード):https://rode.com/ja-jp/apps/rodecaster-app
音声に応じたオートスイッチング機能
オートスイッチング機能は、音声ソースの入力をもとに映像ソースを自動で切り替えることができる機能。各音声ソースに対応する映像ソースを個別に設定できるほか、2つの音声ソースが同時に入力された場合には、それぞれのチャンネルに優先度を設定して挙動をカスタマイズすることが可能。
多彩な画面構成と柔軟なメディア再生機能
ピクチャー・イン・ピクチャーやスプリット表示を含む、最大9レイヤーまでの映像合成に対応。カメラソースやメディアプレイヤーの映像・静止画ソースを組み合わせ、多彩な画面構成を作成できる。また、メディアプレイヤーは同時に2つまで再生可能(動画は1つまで)。
さらに、本体内蔵ストレージに保存したMP4、PNG(透過対応)、JPG、WAVを再生可能。映像制作やライブ配信に柔軟に対応。また、緑および青のクロマキー合成機能を搭載。
柔軟な音声ルーティングと出力オプション
メインミックスに加え、ヘッドホン、USB出力など、各出力に対して入力ソースごとの出力レベルを個別に調整可能。これにより、ループバックを防ぐミックスマイナスの設定や、必要な音声のみを送る設定など、柔軟な音声ミキシングが可能。
2系統のヘッドホン出力端子を搭載し、スイッチャー本体のモニタリングはもちろん、ディレクターや登壇者への音声返しにも便利。また、ハイインピーダンスヘッドホンにも対応する高性能アンプを内蔵している。
RØDE製USBマイク、インターフェースを接続可能
USB-C端子1および2は、コンピュータからの音声の入出力にも対応。USB端子2はMFi準拠のデバイスからの入力も可能。
USB-C端子4、5には、RØDE製USBマイク*やロードキャスタープロII、ロードキャスターデュオを接続可能。ロードキャスタープロIIやロードキャスターデュオを接続することで、アナログオーディオ入力を拡張できるほか、ロードキャスタービデオ コアに入力されたオーディオソースを返すことができる。ヘッドホンでの音声モニタリングを一元化するなど、効率的な運用を実現。
* NT1(第5世代)、ポッドマイクUSB、NT-USB+、NT-USBミニ、ビデオマイクNTG、ビデオマイクゴーIIヘリックス、またワイヤレスプロ、ワイヤレスミー、ワイヤレスゴー(Gen3)に対応(2026年4月時点)
USB-C接続でISO収録と高品質オーディオ録音を実現
USB-C端子3に接続したSSDなどの外部ストレージに、プログラム映像や4つの入力映像ソースを個別に収録できます。プログラム映像のみを収録する場合は1080p60まで、ISOレコーディングでは1080p30までの解像度とフレームレートを設定可能です。映像はH.264コーデックで収録され、高品質な記録を実現。
また、オーディオ収録にも対応しており、ステレオミックスまたは9つの音声入力ソースのマルチトラックをWAV形式で保存できる。
NDI入出力でさらにパワフルに
4つまでのNDIソースをイーサネット経由で入力でき、またNDIアウトも可能。互換性のあるNDI対応PTZカメラのコントロールにも対応しており、パン、チルト、ズームを「ロードキャスタービデオ コア」から直接リアルタイムで制御できる。
HDMIやUVC入力以外の選択肢により、遠隔地からの映像入力はもちろん、たとえば配信会場にPTZカメラを設置することで、少人数でもリッチな映像表現を実現。
EDL出力で後編集がもっと楽に
ISOレコーディングされた素材と一緒に、EDLファイルの出力ができるようになった。これにより、ライブスイッチングされたデータをBlackmagic Design Davinci Resolveなどの編集ソフトに読み込んで、スイッチングのタイミング、シーン構成、メディア、オーバーレイを含むプロジェクトを自動的に再現できる。これにより、ライブでのスイッチミスもポストプロダクションで簡単に修正が可能になり、制作時間を大幅に節約できる。
RØDECaster Sync ロードキャスター シンク

「RØDECaster Sync(ロードキャスターシンク)」は、「ロードキャスター プロII」または「ロードキャスター デュオ」に新たに搭載されたアプリケーション。
「ロードキャスタービデオ コア」と、ロードキャスターシリーズを接続することによって、ロードキャスターシリーズを操作コンソールとして利用できるようにし、また双方の入出力を統合的に管理・調整できるようにしする。

◆ スマートパッド
ロードキャスタービデオ コアに入力している映像や設定したシーンなどを、ロードキャスターシリーズのパッドにアサインすることで、映像切替が可能になる。
◆ トータルコントロール
ロードキャスタービデオ コアとロードキャスターシリーズに入力されたオーディオの入出力を統合的にフェーダーにアサインすることで、希望の音声入出力を簡単に調節できる。さらに、ロードキャスタービデオ コアに入力されたHDMIのエンベッドオーディオをフェーダーにアサインすることもでき、自由自在なコントロールが可能。
◆ 入出力拡張
接続された2つの機器の入出力を、あたかも1つの機器のように扱うことができる。たとえばロードキャスタービデオ コアとロードキャスター プロIIを接続した場合、XLR入力は合計6つ、RØDEシリーズIVワイヤレス受信は2系統、ヘッドホンアウトが6つ、カスタム可能なアウトミックスは23個に拡張され、柔軟な出力ルーティング、ヘッドホンルーティングが実現できる。
◉製品情報
https://www.ginichi.co.jp/information/pressrelease/49795/
