今日は赤坂のナックレンタルで、銀一主催のギャレット・ブラウンさんの講演会でした。そう、ご存知ステディカムを開発した映画カメラマンです。まだご健在でなんと39年ぶりの来日なんだそうです。現場写真やメイキング動画をまじえ、興味深い話が次から次へと。とても面白かったので、ビデオサロンWebでご報告したいと思います。
聴衆はステディカムオペーレーターはじめ撮影関連の人たちばかりで、私は一番後ろで聞いていましたが、みなさんが一斉にスマホ取り出して撮影したのがこのスライド。
なんだか分かります?
「シャイニング」でダニーをステディカムで追っかける迷路シーン。この迷路、ちゃんと全部作ってたんですね〜。ギャレット・ブラウンさんは撮影中に監督がどこに行ったかわからなくなって、「スタンリー、スタンリー!」と大声を上げて呼んでたそうです。冬で雪が積もっていますが、これは塩と発泡スチロールで実際はすごく暑かったと。本当の迷路ですから、「今、このセットで火災が起きたら、おれ焼け死んじゃうぞ」と思ってたそうです。
あっという間の2時間でした。