富士フイルム株式会社は、デジタルカメラ「Xシリーズ」用交換レンズのラインアップとして、世界最高6.0段手ブレ補正機能と5倍ズームを備えた標準ズームレンズ『フジノンレンズ XF16-80mmF4 R OIS WR』を9月下旬に発売する。価格は、105,000円（税別）。
『XF16-80mmF4 R OIS WR』は、広角16mm-中望遠80mm（35mm判換算：24-122mm相当）の焦点距離全域で開放F値4の明るさを実現する標準ズームレンズ。質量440g・全長88.9mmのコンパクト設計により、ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」の高い機動力を最大限に引き出すことが可能。スナップ撮影や風景撮影、夜景撮影など、幅広い領域を1本でカバーする、ミラーレスデジタルカメラ用交換レンズの新スタンダードとなる標準ズームレンズ。
フォーカシング時の画角変更（ブリージング）も抑制しているため、動画撮影にも最適。
▲『XF16-80mmF4 R OIS WR』ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T3」装着時
製品特長
1) 高い解像性能を発揮する光学設計を採用
・12群16枚のレンズ構成を採用。非球面レンズ3枚により、球面収差と像面湾曲を効果的に抑制。さらに、手ブレ補正レンズをED非球面レンズにすることで、手ブレ補正による収差の変動を抑え、画像中心部から周辺部まで高い解像性能を発揮する。
・広角16mm-中望遠80mm（35mm判換算：24-122mm相当）をカバーする5倍ズームが可能。焦点距離全域で開放F値4の明るさを実現。
・最短撮影距離35cm(ズーム全域)、最大撮影倍率0.25倍を実現。名刺サイズの被写体を全面に写したクローズアップ撮影を行うことができる。
2) 世界最高6.0段手ブレ補正機能を搭載
・デジタルカメラ用交換レンズとして世界最高となるCIPA準拠6.0段分の強力な手ブレ補正機能を搭載。手持ちによる夜景撮影や室内での撮影でも高画質な写真撮影が可能。また、流し撮り時や三脚固定時などの撮影状態を認識して、自動で最適な制御を行う。
3) 質量440g・全長88.9mmのコンパクト設計で5倍ズームを実現
・質量440g・全長88.9mmのコンパクト設計を採用。一般的な35mm判ミラーレスデジタルカメラ用3倍ズームレンズとほぼ同等の質量・全長でありながら、より幅広い焦点距離をカバーする5倍ズームを実現。APS-Cサイズの高性能イメージセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T3」及び「FUJIFILM X-T30」と組み合わせても、それぞれ979g、823ｇと軽量であるため、気軽に持ち歩いて撮影を行うことができる。
4) 高速かつ静かなAFが可能
・インナーフォーカス方式を採用。小型軽量なフォーカスレンズを、静粛性と制御性に優れるステッピングモーターで駆動させ、高速かつ静かなAFを実現する。さらに、フォーカシング時の画角変更(ブリージング)も抑制しているため、静止画撮影のみならず、動画撮影にも最適。
5) 様々な撮影環境に耐える高いタフネス性能を発揮
鏡筒の10ケ所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T3｣や「FUJIFILM X-H1」などと組み合わせることで、小雨や埃が舞うアウトドアの環境下でも、安心して撮影ができる。
◉製品情報
https://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/fujinon_lens_xf16_80mmf4_r_ois_wr/
富士フイルム会社
https://fujifilm.jp/index.html