ティアック株式会社は、自社ブランドTASCAMと株式会社オーディオテクニカとレコーダーとミキサーの連携による会議録音システムを共同開発したことを発表した。対応ファームウェアは 2020 年春頃公開予定。

TASCAMの録音技術と、Audio-Technicaが持つオートミキサーのノウハウが融合することで議事録作成フローを大幅に改善。本システムはTASCAM ソリッドステートレコーダー『SS-R250N』とAudio-Technicaデジタルスマートミキサー『ATDM-1012』が連携することで、録音データにマイクチャンネルを特定するIDおよび時間情報の記録を可能にする。これにより、すべての会話を聴くことなく、目的となる発言の検索が容易になるという。

 

主な機能

・ 『SS-R250N』で会議録音用途に特化したマークポイントの登録が可能
・ 1つの録音ファイルに最大999個までのマークポイント登録
・ マークポイントにマイクチャンネルを特定するID情報を付加することで発言者の特定が可能
・ マークポイントと連動したログファイル(CSV形式)を自動で作成
・ 『ATDM-1012』のWebリモート画面から、『SS-R250N』の録音操作や録音・再生中のマークポイントの登録・移動が可能
・ 『ATDM-1012』のWebリモート画面から、『SS-R250N』のシングル再生や、『ATDM-1012』のプリセット1~3から『SS-R250N』のユーザー設定データ1~3を呼び出し可能

◉製品情報
SS-R250N : https://tascam.jp/jp/product/ss-r250n/top
ATDM-1012 : https://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=306&year=2019

 

株式会社オーディオテクニカ https://www.audio-technica.co.jp/

ティアック株式会社  https://tascam.jp/jp