株式会社リコー、リコーイメージング株式会社は、ワンショットで360°の静止画や動画を撮影できる360°カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ)」のエントリー機種「RICOH THETA SC2」のビジネス向けモデルとして、『RICOH THETA SC2 for Business』を3月中旬に発売する。市場想定価格は39,800円(税込)。

『RICOH THETA SC2 for Business』は、ビジネス向けモデル専用のグレーの本体色に、室内・車内の撮影に適したHDR撮影の設定で撮影ができるプリセット「Room」を搭載。「Room」使用時にはフロントレンズとリアレンズで時間差(Time Shift)をつけて撮影するセルフタイマー機能が使える。これにより、室内を撮影されることが多い不動産業や、車内を撮影されることの多い自動車販売業などのビジネスユースにとって、使い勝手のよいモデルとなっているという。

本製品は、「RICOH THETA SC2」と同様に、約1400万画素に相当する360°の全天球静止画と、4K(3840×1920ピクセル)相当、30fpsの滑らかで臨場感あふれる360°の全天球動画撮影に対応。また、本体下部の状態表示OLED(有機ELディスプレイ)により、設定モードや電池残量などの各種情報が一目で確認できるほか、セルフタイマーモードへの切り替えボタンにより、カメラ単体での操作がしやすくなっている。

 

主な特長

1.高画質・高品質な 360°の全天球静止画/動画撮影が可能

・明るい開放 F 値 2.0 の大口径小型二眼屈曲光学系と最新のイメージセンサーにより、出力画素で約1400 万画素に相当する高精細な 360°の全天球イメージが得られる。従来機種の RICOH THETA SC から露出精度やホワイトバランスのアルゴリズムを一新し、オート撮影での正確で自然な描写を実現。また、イメージセンサーと画像処理エンジンの刷新により、上位機種と同じく 4K(3840×1920ピクセル)相当、30fps(フレーム/秒)の高画質な 4K 動画の撮影(最大 3 分間)に対応。

 

2.ビジネスシーンで活躍する機能の搭載

・屋内と屋外の輝度差が大きい室内撮影に適したHDR撮影の設定で撮影ができるプリセット「Room」を搭載し、電源オン時に毎回プリセットの「Room」で起動。また、フロントレンズとリアレンズ(シャッターボタン側)のレンズで時間差(Time Shift)をつけて撮影するセルフタイマー機能が使えます。撮影者は三脚などにTHETAを固定し、撮影していない方のレンズ側に移動することで、画像に映り込むのを防ぐことができる。

 

3.わかりやすい本体 UI(ユーザーインターフェース)

・本体下部に設定モードを示すアイコンや、スマートフォンとの接続状態、バッテリー残量などの情報を表示する状態表示 OLED を搭載。また、セルフタイマーボタンを搭載し、カメラ単体での撮影時に便利になった。

 

4.Bluetooth&無線 LAN による接続と高速データ転送

・Bluetoothによるスマートフォンとの常時接続が可能です。Bluetoothのみ接続した状態でスマートフォンからの撮影がでる。無線 LAN 接続では、スマートフォンでのライブビュー表示や画像転送など全ての機能が利用でき、撮影シーンに応じて使い分けが可能。

・従来はデータ転送時に行っていた天頂補正を再生時に実施する仕様に変更し、動画の転送速度を従来機種RICOH THETA SCの約4倍に高めている。

 

 

◉製品情報
https://jp.ricoh.com/release/2020/0205_1/

株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/

リコーイメージング株式会社
http://www.ricoh-imaging.co.jp