ローランド株式会社は、ダイナミック・マイクに取り付けて、高音質かつ広い伝送範囲のワイヤレス化を実現するボス(BOSS)・ブランドのワイヤレス・システム『WL-30XLR』を、3月27日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は27,500円(税込)。
『WL-30XLR』は、一般的なダイナミック・マイクを手軽にワイヤレス化して使用できるシステムで、ダイナミック・マイクにトランスミッターを接続、レシーバーをアンプなどの音響機器に接続するだけでワイヤレス環境を実現する。
BOSS独自の音質劣化の少ない高音質設計と超低レイテンシーに加え、70メートルに及ぶ伝送範囲を実現。ワイヤレスのセットアップもシンプルかつ簡単で、レシーバーの「SCANボタン」を押すと、瞬時にチャンネル・スキャンを開始し、最も電波状況の安定したチャンネルに接続する。
『WL-30XLR』のトランスミッターとレシーバーは、それぞれアルカリ単3電池×1本で駆動。最大11時間の連続使用が可能で、リハーサルから本番まで安心して使用できる。また、電池残量は「パワー・インジケーター」で表示。状況に応じて変化するLED(緑:電池残量十分にあり/オレンジ:2時間以内に電池切れ/赤:30分以内に電池切れ・要電池交換)によりバッテリーの状態を瞬時に把握することができる。
さらに、意図しないチャンネル切り替えを防ぐ「チャンネル・ロック」機能、ミキサーなどの業務用音響機器への接続が容易なXLR端子の採用など、ライブ・パフォーマンスの現場を的確にサポートする機能を備えている。
▲『WL-30XLR』 トランスミッター装着イメージ
▲『WL-30XLR』 レシーバー装着イメージ
▲『WL-30XLR』 使用イメージ
主な特長
- 素早いセットアップが可能なダイナミック・マイク用ワイヤレス
- BOSS独自のワイヤレス・テクノロジーによる高品位なサウンドと超低レイテンシー
- 2ステップの簡単操作でセットアップが可能
- トランスミッターとレシーバーはともに単三アルカリ電池一本で駆動。最大11時間の連続使用が可能
- 伝送範囲は70mまでカバー(※1参照)
- 14チャンネルをスキャンし、安定した接続を維持
- 稼働時間を視認できるLEDバッテリー・ライト搭載
- 快適にパフォーマンスを行える軽量小型のトランスミッター
- レシーバーの出力端子はXLRタイプ。ミキサーやアンプ、オーディオ・インターフェイスにもダイレクトに接続可能
- 演奏中の誤操作を防止するチャンネル・ロック機能
製品紹介動画
◉製品情報
https://www.boss.info/jp/products/wl-30xlr/
ローランド株式会社
https://www.roland.com/jp/