ローランドブースは正面のフレームに照明とライトが仕込まれ、モニターの映像に合わせてライトの色が自動で変わるという演出がされていた。それを実現しているのは、ビデオ・ライティング・コンバーターVC-1-DMXで、映像信号と音声信号によって、照明の制御信号DMXを自動生成するというもの。オペレーターなしで、映像や音響に合わせた照明演出をすることができる。

これがVC-1-DMX。Ver.2.0になって、制御機能が強化され、15個のオーディオ・フィルターを調整することで、音声に合った照明制御をより細かく調整することが可能になったという。またアナログ音声入力だけでも制御可能になった。

裏面端子部。HDMIスルーアウトを装備。本体のセッティングスイッチにより、DMX聴きに対応したチャンネルマップを選択可能。

映像の左がピンク色になっているが、フレームの左もそれに合わせてピンク色に変化している。上と右のフレームは映像を反映して青色になっている。タイムラグはほとんど感じられなかった。