CESで、ニコンD5とともにAPS-Cデジタル一眼、D500が発表されて話題になっていますが、ビデオサロンとしての注目は、やっぱりニコン初の4K動画機能でしょう。
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キヤノンEOS 7D Mark IIが出たときは、「なんで4Kじゃないの?」とかなりガッカリしたのですが、その1年後のニコンはライバル機に4K機能を入れてきました。
さっそくテストしています、と言えればいいのですが、3月発売なので、まだテスト機はありません。
今は仕様を見ながら、想像するしかありません。
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4Kの場合はドットバイドットでの読み出しになるので、撮像範囲は1.3×相当よりもさらに狭くなります。APS-Cに対して、これくらいの撮像範囲ですから、かなりテレ側にシフトします。マイクロフォーサーズよりも狭そうですが、GH4の4Kもフルではなく、切り出しになっていたので、それよりはやや撮像面積は広いでしょうか。というふうに頭の中で想像するしかないですね。
(1月20日追記)
4K撮影時は、1.5Xということが判明しました。
液晶モニター上にも1.5Xという数値が表示されます。

また、本体で4K記録しながらのHDMIからの4Kスルーアウトも可能。
SHOGUN、NINJA ASSASSINなどで、同時記録するのも可能です。

いずれにせよ、ニコンのムービーの画質は、D810、D750の世代でかなり良くなっているので、このD500の4Kムービーは相当期待できると思います。