8月30日で銀一で開催したセミナー&展示会の模様は、このウェブ上ですでにレポートしていていますが、誌面だけでなくやはり実物を見て触ることが大切というのを改めて実感しました。

というのも、マンフロットコーナーのところで、Manhattanムーバー50 バックパックというのを持ってみたら、あっけにとられるほど軽くて、「これは軽くていいですね〜」と担当の方に言ったら、「別冊のほうでも大きく取り上げていただき、ありがとうございました。好評です!」と言われました。そうなのです。「ビデオグラファーのための映像制作機器ガイド」の中で、伊納さんがバックパックを中心としたカメラバッグ選びをレポートされていて、そこでピックアップした中の一つがこれなのでした。誌面で読んでいるだけでは欲しくならなくて、実物を手にとってみなければ買う気を起こさない類のものもあるんだなと自分の体験から気づかされました。(本当は何回か使わないと真価は分からないとは思いますが)

で、さっそくこのバッグ、買いました。マンハッタンというネーミングのとおり、街の中でも使えそうなライトな感じがいいです。私くらいの使い方にはちょうどいいように思いました。たぶん、ですが、現物を触ってみると、使用頻度の高いプロの方は定番のバンブルビーのほうが耐久性もあっていいと思います。

GH5が3台、レンズを外して入ります。このバッグ、高さのあるカメラは入りません。GH5くらいまでではないでしょうか。あとレンズ、バッテリーグリップ、ACアダプター、電源関係のケーブルが下に。三脚は別にしてこのバッグに3カメ収録システムが入ってしまいます。

バッグの上をあけるだけでカメラにアクセスできます。今回は3台入れるためにレンズを外していますが、レンズをつけた状態で入れておけば、すぐに取り出して撮影に入れると思います。

バッグインバッグはメッシュになっていて、中身が確認できます。

今回は入れていませんが、ここにMacBook Airくらいなら入れられそう。

初めて使った当日、雨が降って、レインカバーを使うことに。カメラバッグにはだいたいレインカバーついていると思いますが、そもそも私の場合、カメラバッグの使用頻度自体が低いので、使うことはめったにないのですが、いきなりレインカバーまで稼働することになりました。

これで3カメ、3レンズ、3三脚、電源関係、音声レコーダーが入っていて、しかもこのシステムで4:2:2 10bitの4K/30pで、4時間くらい収録するという。