先週末に4月号責了のことを書きましたが、これはそのさらに前の週のこと。赤坂のナックレンタルさんでヴィンテージレンズの取材。

この話は、5月に発売予定の動画のためのレンズ選びのMOOKに掲載するのでもったいぶって、ここでは内容を書かないのですが、この取材のきっかけは、2018年1月のブログ「nacレンタルで見たこと、聴いたこと〜撮影者はレンズで個性を出したがっている」でした。これは1年以上の前のことなので、あまりのアウトプットのスピード感のなさに自分でも情けなくなってきます。

セットレンズを組むというのは、ワクワクします。

シネレンズのことを調べていると、キヤノンのK35という1970年台にあったレンズが世界で人気があることがわかってきます。ナックレンタルさんでも自社で持っていたK35をリハウジングメーカーであるP+S TECHNIKに出して包み直したものをレンタルしています

その説明には、

ローコントラストで柔らかい描画でありながら、ほかのビンテージレンズに比べシャーブなコントラストが特長のレンズです。70年代のオールドレンズをリハウジングしました。フォローフォーカス、レンズコントロールなど、最新のレンズと同様の使い勝手を実現しています。

とあります。かなり興味をそそります。

とはいえヴィンテージレンズたちは私では借りることも買うこともできないので、それに近いことができないかと思ってP+S TECHNIKのサイトを覗いてみると、Canon FDもリハウジングして売っているじゃないですか。どうやら、ヴィンテージレンズとして人気のK35と近しいものがあるようです。年代的にも同じですし。P+S TECHNIKのサイトには、Less known is that the Canon FD lenses are very good and some of them have a very similar optical design and look as the K35. とあります。このラインナップを参考にFDレンズを買い集めてギアでもつけたら、ヴィンテージレンズに近い感じのセットレンズができるかもしれません。

YouTubeにはCanon FDのラインナップのレンズテスト動画を上げている業者もいます。あとBMPCC4KにFD24mm F2.8を装着してテストしているような人もいました。

そういえば、この間インタビューした川口潤さんもFDレンズを使って映画を撮っていましたし。

ということで、各所にご協力いただき集めたFDレンズたち。

このレポートもそのMOOKに掲載しますが、FDの魅力は現代のレンズにはないローコントラストな調子でありつつ、現代の4K動画に必要なシャープさはしっかりとあること、そしてスーパー35であれば、結構開放近くから使えそうというところだと思いました。

このなかでは、特にFD24mm F2.8は気に入りました。広角レンズなのにボケもきれいで、古い時代のレンズながら意外と寄れました。X-T3のETERNAとFD24mm F2.8の4K動画からの切り出しで、一切グレーディングしてません。

しばらくレンズネタ続きます。