10月号特集は「地方×映像がニッポンを元気にする!」 観光プロモーション、地方創生・地域活性化、デジタルマーケティングなどを取り上げます。


コロナ禍が続くこの2年、東京から人口が流出したり、東京と地方の二拠点生活などがニュースに取り上げられるようになりました。 映像制作といえば東京を中心とした首都圏のイメージが強いのですが、では、「地方」と「映像」の関係は今、どうなっているのでしょうか?

映像制作地域活性化、地方創生のための映像はかつてのインバウンド需要で盛り上がった後、コロナ禍で落ち着いていましたが、いま再び、自治体や観光業などが映像制作に力を入れ始めています。

また、この2年で地方に移住して活躍するクリエイターも増え、リモートでのミーティングが当たり前になったことで、場所を選ばず映像の仕事ができるようになってきました。

この特集では、瞬間的にバズる映像ではない効果のある観光プロモーション映像や、地域活性化につながる映像制作の事例、地域で活躍している映像制作会社の活動を紹介していきます。 (編集部 一柳)

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特集内容をダイジェストで紹介

●観光プロモーション映像

広島県福山市に住みながら、日本全国の観光プロモーション映像を手掛けている楠健太郎さんに、「本当に効果がある観光映像の作り方」を教えていただきます。

海外からの長期滞在者を呼び込むにはどんな映像を発信すればいいのか。それはタレントが踊る動画ではなく、その土地にしかない日常に陽を当てる本質的な魅力を伝える映像だと言います。

ビデオサロンでもお馴染みの山岳映像作家の井上卓郎さん。実は観光プロモーション映像を長年手掛けてきました。実はこういう話こそみんなにしたかった!ということで、これまでの経験からのノウハウを徹底的にお話していただきました。

写真家の公文健太郎さんは、一年のうち300日は地方を回りながらご自分のテーマで写真作品を撮り、映像ではお仕事として観光プロモーション映像を手掛けています。写真家が挑む観光プロモーション映像は、フォトグラファーの方にも参考になりそうです。

 

●デジタルマーケティング

今や良い動画を作るだけでなく、SNS、WEBサイトも絡めたデジタルマーケティングは必須の時代。どうやって話題を作っていったらいいのでしょうか? 動画起点のデジタルマーケティングを、地方自治体の映像を数多く手がけるロントラ株式会社の芦澤洋介さんに、事例を交えて解説していただきました。

●地方創生

地方創生に積極的に取り組む制作会社、DRAWING AND MANYAL。同社のプランナーである中谷公佑さんにご自身が手がけた茨城県つくばみらい市と中谷さんの生まれ故郷でもある白老町の実例をもとに地方創生の企画の考え方や地元と共に取り組むプロモーション活動の裏側についてお話いただきました。

●地域活性化

人口流出がニュースになる秋田で映像制作会社を立ち上げた二人がいます。地元企業のプロモーション映像だけでなく、秋田市内にミニシアターまで開設して映画館を運営しています。どうして秋田で活動しているのか。その活動には大きなヒントがありそうです。

 

●地域で活躍するビデオグラファー

そのほか、地域で活躍する若手ビデオグラファーや、Uターンしたフォトグラファーの映像制作活動、さらに、地方を本当に活性化する映画制作の取り組みなどを紹介していきます。

 

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vsw