OBSBOTは最近注目を集めている中国深センのREMO TECH社が発売するAI搭載のカメラブランド。同社の4K対応WEBカメラTINY 2は、毎年4月にアメリカで開催される世界最大の放送機器展NAB SHOWのストリーミング部門で2023年度の年間製品賞を受賞している。

 

昨年11月に発売されたNDI対応のPTZカメラTAIL AIR。映像出力は最大4K/30p。HDMI、USB-C、イーサネット接続に加えて、NDIでの無線伝送にも対応する。2軸ジンバルを搭載し、パン±150°、チルト-65°~-32°の可動域を持つ。日本ではアマゾンでも購入できるが、システム5やY.D.Sが代理店になっている。

 

カメラの操作はスマートフォンの専用アプリOBSBOT Start APPで制御できる他、オプションのスマートリモコンを使えば、最大3台のTAIL AIRを操作できる。

 

さらに写真のようにカメラの前で手を上げると、人物を認識して、自動でパン・チルトして被写体を追尾するジェスチャーコントロール機能も。ジェスチャーではズームイン/ズームアウト、録画開始/停止などの操作も可能になっている。

 

WEBカメラTINY 2をPCに接続して、専用ソフトで操作している様子。4K/30p対応で2軸ジンバルを搭載し、被写体の自動追尾にも対応している。

 

中国南京のMagewell(メイジウェル)社のDirector Mini。マルチ入力のスイッチングと、配信のエンコード、録画、モニタリングに対応するポータブルデバイス。会場ではこの製品にTAIL AIRのUSB-C、HDMI、NDIそれぞれの映像を入力してデモしていた。