▲今回発表されたアプリケーション対象機種の「CR-N700」

キヤノンは、カメラ本体へのインストールによって機能を拡張するリモートカメラ用有償アプリケーション「アドオンアプリケーションズシステム」を発表した。発売は4月中旬を予定しており、対象機種は「CR-N700」。価格はオープンだが、30 日間の無償試用期間の提供を予定している。

今回発表された有償アプリケーションは自動追尾アプリケーション「RA-AT001」と自動ループアプリケーション「RA-AL001」の2種類。ホームページからアプリケーションをダウンロードし、別途ライセンスを購入することでリモートカメラでの利用が可能となる。

 

■自動追尾アプリケーション「RA-AT001」

同製品は、人物の動きに合わせてカメラが自動で被写体を追尾し PTZ を実行。撮影者の操作負荷を軽減し、スイッチングや配信等、他の作業に集中が可能。さらに少人数でのマルチカメラ撮影もできる。

▲イベントや講義配信での自動追尾のイメージ

 

高い追従性
カメラ内で自動追尾を行うため、ハードウェアの反応性能が高く、高い追従性を実現している。通常の歩き速度で、バストアップの画角撮影でも追従ができる。バストアップ画角意外だと毎秒1.8mの早歩きまで対応可能。

高品位な追尾映像
低速でも高精度かつ安定した駆動が可能なパン・チルト機構との組み合わせにより、滑らかで高品位な追尾映像を実現。一般的な講義シーンで想定される被写体を、緩やかな画角制御を実現により、スムーズに追尾することが可能。映像制作用途で求められる低速でも、ゆっくりとした画角制御ができる。

豊富な調整機能

  1. 構図:追尾対象者を画面上に表示する際の構図(人体サイズ、表示位置)を設定する。
  2. 追尾感度:自動追尾の感度を設定する。
  3. 優先表示領域:板書やスライド等の指定した領域が画角から外れないように対象者を追尾する。
  4. 画角固定領域:固定した画角で見たい領域(板書やスライド等)を設定し、その領域内では被写体を追尾せずに固定した画角で表示する。
  5. 追尾対象自動選択:設定した領域内に存在する人体を自動で追尾対象として選択する。
  6. パン/チルト停止領域:追尾対象者がその場で細かく揺れるような動きに合わせて余計な
    PT 制御をしないようにする。
  7. 初期位置:追尾対象をロストしたときに予め設定したプリセット位置に画角移動する。
  8. 自動選択除外領域:自動選択除外領域内に存在する人体を追尾対象候補から除外して、誤追尾を低減する。
  9. パン/チルト動作制限:追尾中に不要な映像を表示しないためにPT の動作に制限をかける。

 

■自動ループアプリケーション「RA-AL001」

同製品は、複数の事前登録した画角を繰り返し移動。撮影者の操作負荷を軽減し、スイッチングや配信等、他の作業に集中が可能。

▲コンサート配信での自動ループのイメージ

 

繰り返し動作の柔軟性
ユーザーの撮影環境に合わせて、巡回動作と往復動作の2つの繰り返し動作の選択が可能。

ゆるやかな開始停止の動き(フェードモード)
登録した2つの位置間の移動開始時と停止時の加減速をなだらかに行い、プロカメラマンのようなカメラワークの動きを実現。

機能設定の簡易性
少ない操作で一連の設定から実行までを実現。一画面の中で最大4点のポジション設定と最大5つのルート設定、プレビュー、実行が全て可能。

 

◉サービス情報
『自動追尾アプリケーション「RA-AT001」』
https://canon.jp/business/solution/pro-img-sys/remotecam/accessory/auto-trace

『自動ループアプリケーション「RA-AL001」』
https://canon.jp/business/solution/pro-img-sys/remotecam/accessory/auto-loop

キヤノン株式会社
https://canon.jp/