家庭用ビデオカメラの中でも画質の評価の高いキヤノンのHF Gシリーズ、その最新機種である「iVIS HF G40」が登場する。発売は2月下旬、キヤノンオンラインショップのみの販売で価格は149,800円。
iVIS HF G40(以下、HF G40)は1/2.8型・309万画素センサーとDIGIC DV4のエンジンを採用。レンズは光学20倍ズームレンズを搭載し、5軸手ブレ補正や3.5型123万ドット有機ELタッチパネル、156万ドットのビューファインダーを持つ。
ビデオカメラとしては先に発売された業務機のXA35とほぼ同等の仕様で、大きな売りであった「高輝度優先」や「ワイドDR」というピクチャー設定のモードもある。やや残念なのは、HF G40はXA35と同様にハイビジョンモデルであり、キヤノン家庭用ビデオカメラの4K対応は見送られた形。
「高輝度優先」はテレビの高輝度視聴モードと組み合わせることで威力を発揮する機能で、中~高輝度の圧縮をよわめて記録することで目で見ているような自然な階調表現を狙ったもの。「ワイドDR」は600%までダイナミックレンジを拡張するモードで、より広い輝度範囲に対応する。
また、新センサーでは集光効率を高めることでS/N比を3dB改善(XA25/20比)。1/30秒記録時の最低照度は1.2ルクスとなる。
▲ピクチャー設定「高輝度優先」(写真は同機能を持つXA35)
◎HF G40 Webサイト
http://cweb.canon.jp/ivis/lineup/hfg40/index.html
iVIS HF G40
●キヤノンオンラインショップ価格:149,800円/2月下旬発売予定
◎キヤノンオンラインショップ「iVIS HF G40」紹介ページ
https://store.canon.jp/online/g/g1005C001/