ソニーのウェアラブルカメラHDR-AS15の後継機となるAS30Vが登場。価格は3万円前後になる見込みで、発売は10月11日を予定している。


前モデルとカメラ性能は同等。同梱のハウジングが35%軽量化


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 カメラ性能自体は前モデルのAS15から変更はなく、主な変化は同梱のウォータープルーフケースの軽量化した点。従来のケースは約85gだったが、今回から55gになり約35%の軽量化に成功。さらに、前面を集音設計にして、音質の改善にも勤めた。また以前のケースでは一度ケースに入れてしまうとボタン関係の操作ができなかったが、これも改善されている。
 AS15ではファームアップによって1080/60pに対応させていたが、今回のモデルでは最初から対応になっている。前モデルにはなかった静止画撮影機能も追加され最大11.9Mの撮影が可能。また、発売後のユーザーアップデートで上下反転機能が追加される予定だ。
 スマートフォンとの連携に関しては、NFCを搭載したことにより、初期設定時のパスワード入力が不要になり、NFC対応スマートフォンをかざすだけでカメラを認識できるようになった。

防水の専用リモコンRM-LVR1も


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 腕時計型のライブビューリモコンRM-LVR1は15,750円で12月6日発売予定。カメラとセットになったHDR-AS30VRも同じく12月6日発売予定で、4万円前後になる。1.4インチのカラーモニターを搭載し、3mの防水対応。カメラとはWi-Fiで接続する。前モデルのAS15でも既に発表されているファームウェアアップデートで対応することができるという。

GPSと連動したマルチビュー機能がおもしろい


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 GPSとの連携機能としては、撮影した動画を付属の動画管理ソフト・PlayMemories Homeに取り込むと、上の写真のようにスピード(km/h)、移動時間、移動距離、軌跡、動画タイトル、日付・時刻といった情報を動画上に表示できる「マルチビュー」機能にも対応する。この機能には9月末のPlayMemories Home Ver3.0のアップデートで対応する予定だ。さらに2カメで撮影した映像を1画面に表示した動画を生成することもできる。
 

今回、新たに追加になるアクセサリー

AKA-CMH1.jpgチェストマウントハーネス
AKA-CMH1
5,250円
12月6日発売
胸部でカメラを固定する。シーンに合わせてチルト/水平調整が可能。

BLT-UHM1.jpgユニバーサルヘッドマウントキット
BLT-UHM1
4,200円
12月6日発売
ヘルメットやゴーグル、写真のようにバンドと組み合わせて頭に装着できるヘッドマウントキット。チルト/水平方向に可動するためアングル調整も楽になった。

VCT-RBM1.jpgロールバーマウント
VCT-RBM1
4,200円
12月6日発売
自転車やバイクのハンドル等に固定するためのもの。ベルトのバックルのような構造で簡単に着脱ができる。

VCT-SCM1_03.jpgサクションカップマウント
VCT-SCM1
4,725円
12月6日発売
パン・ロール・チルトの3軸で調整ができるサクションカップマウント。吸盤タイプでダッシュボードにも簡単に取付可能。

ACC-DCBX.jpgカーチャージャーキット
ACC-DCBX
8,820円
10月11日発売
車内でカメラに直接給電できる他、移動中に予備バッテリーの充電も可能。

MPK-AS3.jpgアンダーウォーターハウジング
MPK-AS3
5,775円
12月上旬発売
同梱ハウジングは5mまでだが、こちらは60mまでの防水対応。ダイビングなどでも重宝しそうだ。

◆ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201309/13-0917B/