CRT時代の業務用ピクチャーモニターとしての定番だったPVMシリーズ。液晶になってからは、LUMAというブランドで展開していたが、PVMの名を冠したモデルが液晶として復活した。


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 ソニーでは23インチ液晶のマスターモニター、BVM-L230を2007年12月から発売していたが、このパネルデバイスをベースに、バックライトにはLEDではなく、ワイドCCFLを採用した低価格モデル、PVM-L2300を発売する。価格は924,000円。発売は2009年2月。色域は放送規格(EBU、SMPTE-C、ITU-709)準拠。BVMと同等の色再現を実現しているという。パネル解像度は1920×1200で、10ビットドライバーを搭載。入力信号はNTSCから1920×1080/60pまでのマルチフォーマットに対応。インターフェイスとしては、DVI-D、HDMIと4つのオプションスロットを装備。HD-SDI、SDI、RGB、コンポーネント、Y/C、コンポジット信号、デュアルリンクHD-SDI信号入力に対応する。
 液晶マスターモニターBVMシリーズの17型、BVM-L170も2009年3月に1,050,000円で発売する。