ソニーは、放送・業務用映像制作機器のXDCAM HD422シリーズに、1/3型フルHD“Exmor”3CMOSイメージセンサーを搭載し、高感度で低ノイズの高画質撮影が可能なメモリーカムコーダー『PMW-160』と、バッテリー駆動によりロケ先などでも使用できるフィールドレコーダー『PMW-50』の2機種を発売する。


ソニー
XDCAMメモリーカムコーダー
PMW-160
630,000円
11月20日発売

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XDCAM HD422フィールドレコーダー
PMW-50
504,000円
12月20日発売

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XDCAMシリーズでは、PMW-100、PMW-200と次々に新製品が発表されているが、まだラインナップがあった。200の下位に位置するモデルで、ボディ後部と記録関係はPMW-200とまったく同じ。レンズをNX5Jとほぼ同等の20倍ズームとし、それに合わせて1/3インチ3CMOSセンサーを採用した。センサーはフルHDタイプで、NX5J/Z5Jのセンサーとは別物。映像信号処理のプロセスを最適化することで、F9の高感度とS/N比54dBの低ノイズを実現した。
 レンズは、ワイド端 約29.5mm(35mm換算)の20倍ズームレンズを搭載。
フォーカス、ズーム、アイリスそれぞれに独立したコントロールリングにより、臨機応変なマニュアル調整が可能。ただし、EX1R/PMW-200で採用されたAF/フルMFの切り替え、端付きズームレンズではない。操作性を重視するなら、PMW-200、倍率を重視するならPMW-160という選択になる。
NDフィルター(光量調整フィルター)は、1/4、1/16、1/64の3枚を内蔵している。
その他の機能はPMW-200同等。
PMW-50は価格帯としてはPMW-EX30の後継にあたる。
ポータブルタイプとなり、バッテリー(カメラと同じもの)での運用が可能になる。
また、従来のEXフォーマットに加え、記録ビットレート50Mbps、フルHD、4:2:2サンプリングに対応したMPEG HD422コーデックで、SxSメモリーカードへ高画質記録も可能になっている。
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