アドビは、Adobe Fireflyビデオ制作ワークフローのアップデートおよびRunwayとの戦略的パートナーシップ連携を発表した。
概要
Adobe Fireflyビデオ制作ワークフローのアップデート
新しい動画編集ツール
Adobe Fireflyビデオ制作ワークフローのアップデートでは、新しい動画編集ツール ・「プロンプトで編集」機能を強化。Adobe Fireflyでビデオを生成し、Runwayの「Aleph」を使って具体的な編集指示を入力することで、既存の動画クリップの一部をテキスト指示で精密に編集可能にする。また、参照動画を用いたカメラモーションの再現も可能になった。
パートナーモデルの拡充
・Topaz Astra: 映像の最大1080pまたは4Kへのアップスケーリングに対応
・FLUX.2: Black Forest Labsの最新画像モデル「FLUX.2」を新たに追加
ブラウザベースの動画編集ツール「動画を編集(ベータ)」
・生成した動画クリップや音楽トラック、ビジュアル、ライブ映像を組み合わせ、タイムライン編集やテキスト編集で動画を作成可能
・完成した動画は縦型のSNS投稿やワイドスクリーン形式でエクスポート可能
期間限定で生成機能が無制限に利用可能
・Firefly Pro、Firefly Premium、7,000クレジット、50,000クレジットプランのユーザーは、2026年1月15日まで無制限に画像および動画を生成可能
・Adobe Fireflyの商業利用可能なモデルに加え、Google Nano Banana Proなどのパートナーモデルも対象
Runwayとの戦略的パートナーシップ
アドビとRunwayは、次世代のAIビデオ制作を見据え、複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結した。
アドビは優先APIクリエイティビティパートナーとして、Runwayの最新動画生成モデルへの独占的な先行アクセスをユーザーに提供。第一弾として、「Gen-4.5」をAdobe Fireflyで提供開始、Firefly Proプランのユーザーは2025年12月22日まで無制限で利用可能になる。

