アップル、新チップM1 ProとM1 Maxを発表。最大10コアのCPU・ 32コアのGPU・64GBのユニファイドメモリ搭載でProRes高速化


アップルは、Macのための新しいチップである「M1 Pro」と「M1 Max」を発表した。

「M1 Pro」と「M1 Max」のCPUは、M1よりも最大70パーセント高速なCPUパフォーマンスを提供。「M1 Pro」のGPUはM1よりも最大2倍の速さに、「M1 Max」はM1の最大4倍という速さになり、最も負荷の高いグラフィックスワークフローをすばやく処理できる。

「M1 Pro」と「M1 Max」は、プロ向けのシステムでは初めて、システムオンチップ(SoC)を採用。これらのチップは、高速ユニファイドメモリ、業界をリードするワット当たりのパフォーマンス、電力効率、増加したメモリ帯域幅と容量を備えている。

「M1 Pro」は最大200GB/sのメモリ帯域幅を提供し、最大32GBのユニファイドメモリに対応。「M1 Max」は、「M1 Pro」の2倍、M1のほぼ6倍となる、最大400GB/sのメモリ帯域幅を提供し、最大64GBのユニファイドメモリに対応。両チップは、専用のProResアクセラレータによって強化されたメディアエンジンも搭載している。

 

M1 Pro

M1 Proは、M1の2倍を超える337億個のトランジスタを搭載。8つの高性能コアと2つの高効率コアから成る新しい10コアCPUはM1よりも最大70パーセント高速で、プロのCPUパフォーマンスをもたらすとしている。最新の8コアのWindowsノートパソコンのチップと比較して、M1 Proは同じ電力レベルで最大1.7倍高いCPUパフォーマンスを実現し、Windowsノートパソコンのチップのピークパフォーマンスを最大70パーセント少ない電力で達成。

最大16コアのGPUを搭載し、M1よりも最大2倍高速で、最新の8コアのWindowsノートパソコンのチップに搭載されている統合型グラフィックスよりも最大7倍高速。また、M1 Proは最大32GBの高速ユニファイドメモリで構成が可能。

▲M1 ProとM1 Maxに搭載された最大10コアのCPUは、最新の8コアのWindowsノートパソコンのチップと比較して同じ電力レベルで最大1.7倍高速で、Windowsノートパソコンのチップのピークパフォーマンスを最大70パーセント少ない電力で達成する。

 

M1 Max

M1 Maxは、M1 Proと同じパワフルな10コアCPUに加えて膨大な32コアのGPUを搭載し、グラフィックスパフォーマンスはM1よりも最大4倍高速。570億個のトランジスタを搭載。これは、M1 Proより70パーセント多く、M1の3.5倍で、GPUは、コンパクトなプロ仕様Windowsノートパソコンに搭載されているハイエンドGPUと同等のパフォーマンスを最大40パーセント少ない電力で発揮。

Final Cut Proでの複雑なタイムラインのレンダリングは、前世代の13インチMacBook Proと比較して最大13倍高速。また、より広い帯域幅のオンチップファブリックを提供し、メモリインターフェイス幅はM1 Proと比較して2倍の最大400GB/s、つまりM1のメモリ帯域幅の約6倍になっている。これにより、M1 Maxは最大64GBの高速ユニファイドメモリで構成可能。

▲M1 Maxは最大32コアのGPUを搭載し、ハイエンドのコンパクトなプロ仕様Windowsノートパソコンと同等のグラフィックスパフォーマンスを最大40パーセント少ない電力で発揮。

 

「M1 Pro」と「M1 Max」は、バッテリー駆動時間を最大化しながらビデオ処理を高速化する、Appleが設計したメディアエンジンを搭載。「M1 Pro」はProResのプロ向けビデオコーデックのために専用の高速化機能も備え、非常に少ない電力で複数の高品質の4Kと8KのProResビデオストリームを再生できる。

「M1 Max」は「M1 Pro」よりも最大2倍高速のビデオエンコーディングを実現し、ふたつのProResアクセラレータを搭載。「M1 Max」により、新しいMacBook Proでは、前世代の16インチMacBook Proと比較して最大10倍の速さで、Compressorを使ったProResビデオのトランスコードができるようになる。

▲「M1 Pro」と「M1 Max」は、メディアエンジンに専用のProResアクセラレータが加わり高速で電力効率の高いビデオ処理を実現。

 

さらに、「M1 Pro」と「M1 Max」のどちらも、プロのワークフローを次のレベルに押し上げる先進的なカスタムテクノロジーを搭載。

  • デバイス上の機械学習を高速化し、カメラのパフォーマンスを向上させる16コアNeural Engineを搭際。
  • 新しいディスプレイエンジンは、複数の外付けディスプレイを動作させる。
  • さらに内蔵されたThunderbolt 4コントローラが、より広い入出力帯域幅を提供。
  • Appleのカスタム画像信号プロセッサはNeural Engineとともに、内蔵カメラでビデオがより鮮明に、スキントーンがより自然になるように、コンピュテーショナルビデオを使用して画質を向上ささせる。
  • Appleの最新のSecure Enclave、ハードウェア検証によるセキュアブート、ランタイムのエクスプロイト対策技術など、クラス最高のセキュリティがM1 ProとM1 Maxに搭載。

 

 

◉詳細情報
https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/10/introducing-m1-pro-and-m1-max-the-most-powerful-chips-apple-has-ever-built/

Apple Japan
https://www.apple.com/jp/