アストロデザイン株式会社は、2020年12月9日(水)にポーランドとドイツ、日本、アメリカ、ブラジルを結んで行われた8Kライブストリーミングの実証実験に参加したことを発表した。

同実験は、Spin Digital(ドイツ)が主催し、NHKテクノロジーズ(日本)が共催、Poznan Networking and Supercomputing Center(ポーランド、以下PSNC)、Intel (アメリカ)、TV Globo (ブラジル)、 Sony (日本/イギリス)、アストロデザイン(日本)、Zixi (アメリカ)の各社が協力して行われた。

PSNCの8Kスタジオにて制作された8KライブプログラムをSpin DigitalのHEVCエンコーダでリアルタイム圧縮、IP経由でライブ伝送され、世界各地において8Kで再生。一般インターネット回線を使用した8K60p映像の伝送を、ポーランド~日本間の遅延時間約2秒(1982ms)というリアルタイムに会話が成立するレベルの低遅延で実現。これにより、8K映像を活用したインタラクティブな体験や本人が目の前にいるような
コミュニケーション等の可能性がさらに拡がると考えらるという。

使用機材
・HDMI2.1コンバータボックス SD-7076
ドイツ・ベルリンにてデコードされた12G-SDI信号をHDMIに変換、Sony製ZG9に接続。

・Tamazone Player HP-7524
東京にて8K映像をデコードし再生、Sharp製8Kテレビに接続。

 

◉実証実験の詳細
https://spin-digital.com/announcements/global-8k-live-2020/

アストロデザイン株式会社
http://www.astrodesign.co.jp