ブラックマジックデザインは、オーディオコントロールサーフェス『Fairlight Desktop Console』を発表した。価格はUS$3,495、日本円で397,800円(税別)。
『Fairlight Desktop Console』は、12個の高品質タッチセンサー式フライングフェーダーを搭載し、パンとエフェクトのコントロール用に各チャンネルストリップの上にLCDを内蔵、完全なオートメーションコントロールにも対応している。また、Fairlight Desktop ConsoleはHDMIインターフェースも搭載。モニターを接続して、グラフィックインターフェースでオーディオステータスとメーターを確認できる。
複数のトラックを同時にミックスでき、多数のパラメーターおよびプラグイン設定を自動化できる。また、チャンネル機能のコントロール、録音、モニタリング、プロジェクトのナビゲーションにも対応。初めてコンソールを使用するユーザーや、小さめのスタジオ、CM、オンラインコンテンツ、インディーズ作品の制作などに最適という。使い慣れたミキサーのデザインに、12個のモーターフェーダーおよび高精度のコントロールノブを搭載しており、発光ボタンではチャンネルの状態をすばやく確認可能。ノブとボタンを使用すると、チャンネルのパラメーター、EQ、ダイナミクス、プラグインなどを操作できる。内蔵のHDMI出力でディスプレイに接続すれば、大型のコンソールと同様に、インタラクティブなグラフィックのフィードバックが得られる。
フルサイズのモジュラー式のスタジオコンソールと同じ高品質のフェーダーを搭載。フェーダーは、スムーズで程よい抵抗感なので繊細な調整が可能。精密に設計されたエンコーダーノブは、長期にわたって静かな操作が可能。各LCDはチャンネルごとのトラック情報を表示。高品質のサーチダイヤルは極めて応答性が高く、マウスよりはるかに高速な作業が可能。フロントパネルのバンパーは柔らかな素材で作られているため、長時間でも快適に作業できる。コンソールは、カスタマイズしたデスクに平らに設置でき、電源も内蔵しているため、電源ブリックは不要という。
視覚的なフィードバックが必要な場合は、HDMIディスプレイをFairlight Desktop Consoleに追加可能。これにより、コンソールにおけるすべての作業をグラフィックディスプレイで確認できる。チャンネルストリップ情報、レベル、EQ、ダイナミクス処理、プラグインのインターフェースなどの表示が可能。例えば、EQ設定を調整すると、ノブの回転に反応してインターフェースが表示される。スクリーンは自動的に切り替わり、バス、インラインチャンネルストリップ・コントロール、またはフォーカスモードでは単一チャンネルコントロールが表示される。HDMIモニターを接続するだけで使い始められ、コンフィギュレーションは不要としている。
◉製品情報
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/consoles
ブラックマジックデザイン
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