ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolveソフトウェア用の低コストの新しいカラーパネル『DaVinci Resolve Micro Color Panel』を発表した。価格は79,980円(税込)。

プライマリーグレーディング・パラメーターの微調整が可能な高品質のトラックボールおよび精密機械加工のコントロールノブ、ショートカットコマンド用のナビゲーションキーとトランスポートキーを搭載。

これまで以上にポータブルで、Apple iPad Pro用のスロット、内部バッテリーを搭載しており、BluetoothまたはUSB-Cで接続可能。

 

複数のパラメーターを流れるように手元で同時にコントロールできるため、クリエイティブな選択肢が広がるという。マウスより高速に作業が可能で、ノブ、ダイヤル、ボタンはすべて高品質で操作する上で最適な抵抗を考慮して特別に設計されているので、あらゆるパラメーターを正確に調整できるとしている。

可変的なコントロールが可能な3つの繊細なトラックボール、精密機械加工された12個のノブを搭載。最も頻繁に使用するプライマリーコレクション機能に直接アクセスできるため、新しい組み合わせを色々と簡単に試すことが可能。プライマリーノブは、Yリフト、Yガンマ、Yゲイン、コントラスト、ピボット、ミッドトーンディテール、カラーブースト、シャドウ、ハイライト、彩度、色相、輝度ミックスをコントロールできる。

コンピューターのキーボードより若干大きめのサイズで、バッテリーとUSB-Cで給電を行う。また、DaVinci ResolveにBluetoothまたはUSB-Cを介して接続可能。iPad Proと使用しない場合は、ラップトップやコンピューターのキーボードの隣に置くのに最適なので、エディターやカラリストが編集中にキーボードとコントロールパネルの間を行き来しやすく、グレーディングとカラーコレクションが同時に行える。

 

DaVinci Resolve Micro Color Panelの左側、上部、右側には、様々なトランスポートおよびグレーディング用のコントロールボタンが搭載。最も重要で、使用頻度の高いコマンドが指先に配置されているため、作業がスピードアップできる。スチルのワイプ、カーソル、選択などのコントロールの多くは、Mini PanelやAdvanced Panelなどの大型のグレーディングパネルにのみ搭載されている。

これまでにDaVinci Resolve Advanced Panelを使用したことがあれば、DaVinci Resolve Micro Color Panelのシフトキーに慣れるのに時間はかからないという。コントロールの多くは同じ場所に配置され、トラックボールはプロ仕様の使用感が得られるように設計。シフトアップとシフトダウンのキーにより、パネルの機能が3倍になる。DaVinci Resolve Micro Color Panelでは、Power Windowの形状、サイズ、位置、さらにはソフトネスが変更でき、入力画像のリサイズも可能。これらの操作は、グレーディングに使用するトラックボールとリングで実行できる。

 

◉製品情報
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/panels#micro-color-panel

ブラックマジックデザイン
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