ブラックマジックデザイン、Living As Oneが『DeckLink Mini Recorder 4KおよびMini Monitor 4K』を使用


ブラックマジックデザインは、教会や企業に対するマルチサイト・ライブストリーミング・ソリューションの提供で世界をリードするLiving As One, LLCが、Blackmagic DesignのDeckLink Mini Monitor 4KおよびDeckLink Mini Recorder 4Kを中心としたMultisite Platformを開発したことを発表した。

高品質のキャプチャー・再生を提供するこれらの製品は、Living As Oneの主要製品であるターンキー方式のストリーミングソリューションを使用して、離れた地域やウェブでUltra HDビデオコンテンツをライブストリーミングする上で欠かせない存在となっている。テキサス州を拠点とするLiving As One, LLCは、地理的に離れた場所にある団体間のコミュニケーションを向上させることに焦点を当てている。

Living As Oneは、2014年、プロの映像業界において回復力のあるライブストリーミングソリューションを提供するために創設された。現在は、世界中の多くの非営利団体および営利団体にサービスを提供している。「Living As OneのMultisite Platformは、離れた地域間で、信頼性が高く、損失のない高品質の映像を提供します。これを確実に実行するための機材のひとつが、DeckLinkです」と語るのは、Living As PneのCEO、ポール・マーテル(Paul Martel)氏。「弊社のエンコーダーとデコーダーによって、放送現場からクラウドトランスコーダー、さらに世界中のあらゆる地域まで、ビデオコンテンツの100%が無事に送信されています。これは、インターネットが完全に停止状態にある場合でも同様です。DeckLinkは信頼性が高く、かつ低価格です。プロ仕様のビデオ信号の高品質なキャプチャー・再生を、コンパクトなシステムで実現できます。」

Blackmagic DesignのDeckLink Mini Recorder 4Kは、Living As OneのMultisite Encoderにリアルタイムキャプチャーを提供している。また、DeckLink Mini Monitor 4Kは、Multisite Decoderでライブ/DVD再生を行うために使用されている。このシステムによって、Living As Oneは映像の再生環境において、1系統のUltra HD放送、または完全に同期した2つの1080p60フィードによるシームレスなストリーミングを提供できる。

Multisite Encoderは、シングルチャンネルまたはデュアルチャンネルのモデルで選択できる。HDMIまたはSDIで、プロ仕様のオーディオおよびビデオをキャプチャー可能。また、H.264またはH.265(HEVC)コーデックを使用して、1チャンネルまたは2チャンネルのビデオと、16チャンネルまでの完璧に同期したオーディオを効率的に圧縮できる。その後、フィードはLiving As Oneのコンテンツデリバリーネットワークにライブストリーミングされる。送信時に何らかの損失が生じた場合、Multisite Encoderは、特許を有する方法を使用して、それらのコンテンツをネットワークの中断時間にかかわらず再送信する。

Multisite Decoderは、ボランティアの作業者を想定して設計されている。専用のハードウェアで機能するビデオプレーヤーは使用が簡単で、ライブビデオの再生と一時停止が可能。ビデオが再生中であっても、一時停止中であっても、Multisite Decoderの高度なアルゴリズムはライブビデオを前もってローカルSSDにバッファし続けるため、再生が中断されることがない。Living As Oneは、DeckLink SDKとDeckLink Mini Monitor 4Kを使用して、コンテンツ損失のない再生を提供するデコーダーアプリケーションを作成した。

 

Living As Oneにとって最も便利な機能のひとつが、DeckLink Mini Recorder 4KとMini Monitor 4Kで16チャンネルのオーディオとあらゆるビデオフォーマットをサポートできる機能だ。

「16チャンネルのオーディオを提供できることで、離れた地域で没入的な視聴体験を提供できます。これは、各イベントのあらゆるエレメントの音声を、各会場の環境にとって最適な方法でストリーミングし、再生できるためです。例えば、オハイオ州シンナシティのクロスロード教会は、バンドの各楽器とクリック音を別々のオーディオトラックで放送しています。これにより、離れたキャンパスにいるバンドが同期して一緒に演奏できるのです。他にも、参列者席のマイク音声を送信して、離れた場所の視聴者に “同じ部屋の感覚” を提供している教会もあります。また、グローバル・リーダーシップ・サミットのような会議は、リアルタイムで翻訳した複数言語のオーディオを送信します。離れた地域の会場に届いたこれらの音声は、RFヘッドセットや携帯アプリで分配できます。これらの機能を自分たちのプラットフォームに導入できるのも、簡単に使用できるDeckLink SDKのおかげです。これが、Blackmagic Designを使用するもう一つの大きな利点です」と、マーテル氏。

「Multisite Platformを使用することで、世界中の参拝者がつながり、メッセージを共有できます。これを可能にしているのも、簡単に使用でき、信頼性の高いDeckLinkのおかげです」と同氏は続ける。「DeckLink製品ラインの発表により、Blackmagic Designは、デベロッパーが高品質のビデオキャプチャー・再生デバイスを入手する上での価格障壁を取り除いたんです。これにより、私たちLiving As Oneも、回復力のあるストリーミングプラットフォームの構築に集中できています。私たちが世界中の団体の放送形態をアップグレードする上で、Blackmagic Designは大きな支えとなっています。」

 

DeckLink Mini Monitor 4KとDeckLink Mini Recorder 4Kについて

DeckLink Mini Monitor 4KおよびDeckLink Mini Recorder 4Kの2モデルは、どちらも2160p30までのあらゆるSD、HD、Ultra Hdフォーマットをサポート。共にロープロファイルの4レーンGeneration 2 PCI Expressカードで、6G‑SDIおよびHDMI 2.0aコネクターを搭載。これらの高品質コネクターは、放送品質の10‑bit YUVおよび12-bit RGBビデオ、そして最新のRec.2020カラーをサポート。また、HDRフォーマットおよびHDRメタデータにも対応。どちらのDeckLink Mini 4KモデルもBlackmagic Desktop Video SDKと完全な互換性があり、再生・収録ソリューションをカスタマイズしているOEMやデベロッパーにも最適。

◉ブラックマジックデザイン
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