ソニーは、同社のフルサイズミラーレス一眼カメラ『α1』が、「カメラグランプリ2021」において、最優秀賞である「大賞」を受賞したことを発表した。前年の『α7R IV』に続いて、ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラαとして初めて、2年連続での大賞の受賞となる。

1984年に始まった「カメラグランプリ」は、写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、現在7媒体が加盟。)が主催する権威ある賞。前年度1年間(2020年4月1日~2021年3月31日)に日本国内で発売された新製品から各賞が選考される。スチルカメラの中から最も優れた1機種が、選考委員を務める専門家49名の投票によって「大賞」に選定さる。

 

大賞 選考理由: カメラグランプリ2021実行委員会のコメント

「有効約5010万画素の高解像度と、ブラックアウトフリーで30コマ/秒の超高速連写を両立し、従来の常識を超えるモデル。AF関連では、人物・動物に加えて鳥にも対応したリアルタイム瞳AFの実用性と、連写中の安定感が注目された。これらの機能的高水準から唯一無二の存在であり、『今まで撮れなかったものが撮れる喜びがある』との評価が集まった。動画機能も約30分の8K 30p記録に対応している。

また、メカシャッターのフラッシュ同調速度が向上したほか、電子シャッター使用時のフラッシュ撮影に対応するなど、プロ用カメラのレベルを引き上げた“究極のオールラウンダー”として評価する声も多かった。フラッグシップ機でありながらボディのサイズ感は既存モデルと共通とし、これまでのαシリーズとも違和感なく併用できる点も特徴的。あくまで小型であることを目指すソニー製カメラの世界観がここにも現れている」

 

 

ソニー株式会社
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