▲写真左より『DM-E1D』、『ST-E10』、『AD-E1』、『AD-P1』

 

キヤノンは、デジタルカメラ用アクセサリーの新製品4機種を11月下旬より順次発売する。ラインナップと価格(すべて税込)は以下のとおり。

・指向性ステレオマイクロホン『DM-E1D』:37,500 円
・スピードライトトランスミッター『ST-E10』:16,500 円
・マルチアクセサリーシューアダプター『AD-E1』:5,380 円
・スマートフォンリンクアダプター『AD-P1』:8,780 円

「EOS R3」(11 月下旬発売予定)以降に発売を予定しているレンズ交換式デジタルカメラでは、高度な通信機能やアクセサリーへの電源供給を備えた次世代の「マルチアクセサリーシュー」を採用することで、アクセサリーの高機能化や小型化などを実現し、撮影時の利便性を高めるという。

指向性ステレオマイクロホン 『DM-E1D』は、「マルチアクセサリーシュー」を介して、カメラから電源供給でき、マイク電池残量を気にせず、動画撮影やライブ配信が可能。また、用途に合わせた収音範囲の異なる3種類の録音方法が選べ、外部電磁波の影響を受けにくいデジタル音声出力に対応することで、ノイズを抑制する。

スピードライトトランスミッター『ST-E10』は、カメラからの電源供給により電池が不要なため、小型・軽量ボディーを実現。障害物や外光の影響を受けにくい電波通信を採用しており、最大約30m 先に離れた外部ストロボを5 グループ、15 台まで遠隔制御するストロボ撮影が可能。撮影の設定は、カメラやスマホから変更可能。

マルチアクセサリーシューアダプター『AD-E1』は、従来のアクセサリーシューに対応したストロボなどの7 機種のアクセサリーを、防じん・防滴性能を維持したまま、「マルチアクセサリーシュー」を搭載したカメラに使用することが可能。

スマートフォンリンクアダプター『AD-P1』は、「マルチアクセサリーシュー」採用のカメラにスマホを固定し、カメラとスマホを専用ケーブルでつなげるため、ホールディングなどのカメラの操作性向上に加え、USB 接続による高速通信が可能。

 

カメラからの電源供給が可能な“指向性ステレオマイクロホン『DM-E1D』

・「マルチアクセサリーシュー」を介して、カメラから電源を供給できるため、電池不要。動画撮影やライブ配信に対応。カメラのマイク端子につなぐケーブルが不要で、ハンドリングが容易。

・インタビューなどに最適なショットガン、日常的なシーンで活用できる90 度、広範囲の収音に適した120 度の3 種類の指向性の録音が可能。

・外部電磁波の影響を受けにくい「マルチアクセサリーシュー」をインターフェースとしたデジタル通信が可能なため、ノイズを抑制した音声データをカメラに出力可能。

・マイクのメニューボタンを押すことで、カメラ上のメニュー画面をすぐに開くことができ、マイクの設定変更や確認が容易。

 

外部ストロボ用の小型・軽量なスピードライトトランスミッター『ST-E10』

・カメラから電源を供給できるため、電池不要。

・従来機種「スピードライトトランスミッターST-E3-RT(Ver.2)」(2021 年5 月発売)の約67.4(幅)×77.4(奥行)×61.5(高さ)mm、質量110gに比べ、約45.5(幅)×53.6(奥行)×37.8(高さ)mm、質量48g と小型・軽量のボディーを実現。

・撮影に関する設定は、カメラやスマホから変更が可能。

・障害物や外光の影響を受けにくい電波通信を採用しており、最大約30m 先に離れた外部ストロボを5 グループ、15 台まで遠隔制御するストロボ撮影が可能。

 

従来のアクセサリーを使用可能とするマルチアクセサリーシューアダプター 『AD-E1』

従来のアクセサリーシューに対応した7 機種のアクセサリーを、防じん・防滴性能を維持したまま、「マルチアクセサリーシュー」を搭載したカメラに使用可能。

 

USB 接続による高速通信が可能なスマートフォンリンクアダプター 『AD-P1』

・「マルチアクセサリーシュー」を搭載したカメラにスマホを固定し、カメラとスマホを専用ケーブルでつなげるため、ホールディングなどのカメラの操作性が向上。USB 接続による高速通信が可能。

・画像転送用モバイルアプリ「Mobile File Transfer」により、スマホの5G 回線を通じてスムーズで高速な画像転送が可能。

 

◉製品情報
https://canon.jp/corporate/newsrelease/2021/2021-09/pr-multi-accessory

キヤノン株式会社
https://canon.jp/