キヤノンは、「EOS R5 C」のファームウェアのアップデート Version 1.0.4.1を6月22日より開始した。ファームウエア Version 1.0.4.1 は以下とおり。

 

■Video/Photoモードの切り換え時間を短縮

VideoからPhotoの切り替えを約70%、PhotoからVideoの切り替えを約40%短縮。

 

■省電力モードを追加

デフォルト設定の4K60pで、撮影可能時間が約30%増加(※4096×2160、59.94p、810Mbps、LP-E6NH、RF50mm F1.2 L USM使用時)。ただし、RAW、8K MP4、4K XF-AVC(Intra)のSlow&Fast、LCD/VF輝度、HDRアシスト、外部とのUSB/ネットワーク通信、カメラからアクセサリーへの給電機能が使用できない制限がある。

 

■AF性能を改善
ー追尾枠が被写体の大きさに応じて変わる。
ー横向き、後ろ向き、ヘルメット等装着状態でも頭部検知が可能になった。

 

■『EF シネマレンズCN-E14-35mm T1.7 L S』『EF シネマレンズCN-E20-50mm T2.4 L F』『EF シネマレンズCN-E45-135mm T2.4 L F』『EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1』に対応
ーメタデータ(焦点距離、F値、レンズ型名の記録)
ーT値表示対応
ー周辺光量補正/倍率色収差補正
ーデュアルピクセルCMOS AFによるオートフォーカス対応(EF シネマレンズCN8×15 IAS S/E1のみ)
ー「デュアルピクセルフォーカスガイド」機能対応

■RFレンズ RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM、RFレンズRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMに対応
ーレンズ機能を切り替えるメニュー[フォーカス/コントロールリング]、[レンズ光学IS]を追加。

■マウントアダプター EF-EOS R 0.71xに対応するEFレンズを拡張
CN-E14mm T3.1 L F
CN-E20mm T1.5 L F
CN-E24mm T1.5 L F
CN-E35mm T1.5 L F
CN-E50mm T1.3 L F
CN-E85mm T1.3 L F
CN-E135mm T2.2 L F
EF14mm F2.8LⅡUSM
EF24mm F1.4LⅡUSM
EF35mm F1.4LⅡUSM
EF50mm F1.2L USM
EF85mm F1.2LⅡUSM
EF135mm F2L USM

■マグニファイ時にワンタッチで左右切り換えが可能になった。(VRレンズ装着、8K RAW収録時)

■5.8K MP4 収録時、2倍マグニファイに対応。(HDMI 4K出力時は非対応)

■クリアスキャンの分解能を拡大

■デジタルテレコン機能[倍率1.5x / 2x / 2.5x / 3x]を追加

■.WFMの拡大表示が可能になった

■ベクトルスコープのゲインをタッチで変更可能になった

■WFM/ベクトルスコープの透過度変更が可能になった

■コントロールリング/ダイヤルで[被写体切り換え]が可能になった

■Custom PictureのGamma/Color Spaceに[Canon 709 / BT.709]を追加

■Proxy記録色変換の選択肢に[CMT 709]を追加

■ビューアシストに「CMT 709」を追加

■Custom PictureのWhite Balanceに[G Gain]を追加

■オーディオメーターの4ch表示が可能になった

 

 

◉詳細情報
https://canon.jp/support/software/os/select/cinema-eos/eosr5c-firm?pr=5460&os=159

キヤノン株式会社
https://canon.jp/