キヤノンは、オペレーターが操作するメインカメラの動きに連動して複数のキヤノン製リモートカメラを制御する『Multi-Camera Orchestration』の有償提供を1月22日より開始した。システムや契約期間により価格が変動するとしている。
放送局のみならず、企業の社内制作チームや映像クリエイターなど、少人数でよりクリエイティブな映像制作が求められる多様な現場のニーズに対応する。

複数カメラの連携により一体感のあるマルチアングル撮影が可能
リモートカメラの一般的な自動追尾を用いた撮影では、各カメラが独立して被写体を追い、スイッチング時に構図がそろわないという課題がある。「Multi-Camera Orchestration」では、俯瞰カメラ映像の解析情報に基づいて、オペレーターが操作するメインカメラに連動してサブカメラの被写体を切り替え、構図を自動調整する。これにより、スイッチングに使用できる映像の選択肢が増え、演出の幅が広がるとともに、一体感のあるマルチアングル撮影が可能となる。
簡単な操作でクリエイターの負荷を軽減
「Multi-Camera Orchestration」では、被写体やシーンの状況の変化に応じた柔軟な撮影が可能になるほか、複雑なカメラ操作を行わなくてもマルチアングル撮影ができる。
システムが俯瞰カメラで被写体となる人物の位置や頭の高さを把握しているため、「一番右の人をウエストショットで」など撮影したい被写体と構図を直感的に指定できる。被写体の座標位置の事前登録や人数指定、焦点距離や角度の設定などの煩雑な作業は不要。
撮影現場の既存資産を活用しながら機能拡張が可能
既存のカメラや配信システムにキヤノン製リモートカメラを追加することにより導入が可能で、既存資産を活用した撮影環境の構築が可能。タリー情報の活用などスイッチングシステムとの連携にも対応している。
◉詳細情報
https://corporate.jp.canon/newsrelease/2026/pr-0122a
キヤノン株式会社
https://canon.jp/
