イメージビジョン株式会社は、Datacolorの「SpyderPro」ソフトウエアの大幅な無料アップデートVer.6.4のダウンロード開始を発表した。
Spyder 製品は、厳しい色管理が要求される写真家やビデオグラファー、あらゆるジャンルの映像制作者のワークフローにフィットする新世代のカラーマネジメントシステム。
今回のアップデートにより、ビデオモニター用3D LUT の生成により様々なビデオモニター対応になり、同社 LightColor Meter などとの連携機能が加わった。
SpyderPro(Ver.6.4)アップデートの特長
・3D LUT エクスポート(.cube)‒ Rec.709、Rec.2020、DCI-P3 規格を使用して、対応するビデオモニターを正確にキャリブレーションできる。映画制作や放送ワークフローに適している。
・Device Preview Plus ‒ 写真を他のデバイスや印刷物でどのように表示されるかプレビューできます。比較、変換、エクスポートも安心して行える。
・コンテンツ認証情報(C2PA)‒ ファイルに名前と編集履歴を埋め込み、真正性を検証できる。
・露出計連携 ‒ Datacolor LightColor Meter(およびその他の露出計)と同期することで、実際の照明環境に合わせてキャリブレーションを調整し、より正確な結果を得られる。
・超高輝度ディスプレイ対応 ‒ OLED、QD-OLED、ミニ LED、Apple XDR など、最大 12,000 ニトのディスプレイをキャリブレーション可能。
新しい SpyderPro アップグレードは、OLED、QD-OLED、Mini-LED、Apple XDR など、今日の最先端ディスプレイをキャリブレーションするだけでなく、最大 12,000 ニットの輝度にも対応している。キャリブレーションは 90 秒で完了し、マルチモニター環境で一貫した色再現を実現する StudioMatchを提供。
SpyderPro は、Rec.709、Rec.2020、DCI-P3 などの放送規格をサポートし。3D LUT(.cube)エクスポート機能により、互換性のあるビデオモニターとカラースペース間で色を正確にキャリブレーションおよび変換でき、高価な機器を使わずに高精度なキャリブレーションを実現。
高度なDevice Preview Plus を使用すると、オリジナル画像と変換画像を並べて比較し、コンテンツがさまざまなデバイスでどのように表示されるかをシミュレーションできる。カメラRAW、DNG、TIFF、JPG、PNG ファイルをインポートできる。新しい高度な処理ツールを使用して、画像をバッチ変換し、さまざまな形式でエクスポートできる。
カメラから最終編集まで一貫した色再現を実現。SpyderPro の新しい3D LUT 機能を使用すると、モニターとカラースペース間で色を非常に高い精度でキャリブレーションおよび変換できる。これにより、撮影から最終ファイルまで、クリエイティブな意図が一貫して維持される。
作品の真正性を証明。SpyderPro には、著作権、出所、編集履歴をデジタル作品に直接自動的に埋め込むことができるContent Credentials(C2PA)が搭載。すべてのファイルが検証可能になる。
撮影照明を同期、色を正確で一貫した色精度に調整。SpyderPro の新しいライトメーター統合機能を使用すると、Datacolor LightColorMeter や、LUX 測定機能を備えたその他のライトメーターと同期できる。セットアップ周辺の実際の照明条件をすべて測定することで、あらゆる設定で驚くほど正確で一貫した色精度を確保できる。

◉製品情報
https://www.datacolor.jp/monitor-calibration/spyder-express.html
イメージビジョン株式会社
http://www.imagevision.jp/
